souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

非日常は人間を成長させる

実は、人生で2度目の手術&入院である。


1度目は30歳の夏。
原因は不明なのだが、痔が悪化して切らなきゃならなくなった。痔というより痔瘻で、お尻の出口近傍に溜まった膿を肛門からサクサクと切開し出す、という治療だった。
オペ自体は局所麻酔かつ小一時間の極く簡単なものだったが、縫合はせず、麻酔が切れてくるに従い、地獄の苦痛を味わった。
肛門付近というのは身体の中でも最も神経が集中していて感覚が鋭敏なのだ。笑い話ではなく、まじ痛い。
術前に美人の若い看護婦さんに尻の毛を剃られた精神的苦痛体験も含め、人生において大抵なことは我慢できるような気になった。
非日常は人間を成長させるのだ。


今回はデフォルト全身麻酔だ。前回とは規模も繊細さも違う。
嚢胞は、43×30×27mm大。かなりデカい。
どれ程デカいのかというと、上顎の2/3を切らないと摘出できないぐらいのサイズだ。


歯は下記のように並んでいる。前歯から順に1,2,と番号が振られ、一番奥の親知らずが「8」である。
左← 8 7 6 5 4 3 2 1 1 2 3 4 5 6 7 8 →右
既に、左5〜左3の歯は検査目的で抜かれている。それが手術前の状態。
左← 8 7 6 5 4 3 2 1 1 2 3 4 5 6 7 8 →右
今回の手術は、左6〜右5の計11本の歯に沿って歯茎を剥離し(つまり上唇をめくるように持ち上げ)嚢胞を露わにして摘出後縫合する、というものである。
左← 8 7 6 5 4 3 2 1 1 2 3 4 5 6 7 8 →右
12〜3針ぐらい縫ったんじゃないだろうか。ツンツンと糸が舌に当たる。


さすがにこれほどの範囲を切ると、術後は腫れる訳ですよ。
上唇の裏側というか内側がパンパンに腫れ、口の中に蒲鉾の板でも入っている感じ。
まるで何か別の生物のような顔になってしまった。カラス天狗とか。
ところが、術後2〜3日たつと、次第に腫れが顔全体に回ってきた。それにほっぺの奥の方がシコっている。
これはますますやばい。
人間の顔ではあるが、最早以前の俺ではない。ジェイク・シモブクレである。


果たして社会復帰できるのか?