souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

洛東は紅葉の季節もいい

朝。河原町三条のバス亭から蹴上方面へ向かう。
「秋はもみじの永観堂」と言われるだけあって、紅葉が散ってしまって永観堂(禅林寺)は魅力半減と思いきや、長く起伏に富んだ回廊は立派で、「永観遅し」の阿弥陀如来立像(みかえり阿弥陀)も面白い。実に見応えのある寺なのだ。凄まじい人もセットでついてくる紅葉の時期を外しても、寧ろ赴きがある感じ。

南禅寺は桜の季節に来て、それは見事だった。
何しろ土地が広大で開放感がある。観光バスが束になってやってきても、少しもセコセコしない雰囲気がある。全く寺とは関係ないのだけれど、 裏にある琵琶湖疏水水路閣も、眺めるだけで楽しい。


蹴上から東西線烏丸線と地下鉄を乗り継いで、よなよなの他の仲間と合流。


午後は、仏像巡り。
先ず四条大宮駅から嵐電太秦広隆寺に向かう。

完璧な美しさを湛える宝冠弥勒をはじめ、泣き弥勒、不空羂索(ふくうけんさく)観音、千手観音、十二神将等、国宝の数々。溜息しか出ない。またこの寺は、毎年正月二日に番匠*1保存会による「釿(ちょうな)始めの儀」が行われるとのこと。広隆寺聖徳太子を祀っており、聖徳太子は工匠の神だから、ということらしい。
次に向かったのは世界遺産東寺。迫力の立体曼荼羅。四天王に護られた如来、菩薩、明王薬師如来日光菩薩、月光(がっこう)菩薩。高くそびえる五重塔。心洗われる空間がそこにはあって、時間さえ許せばいつまでもそこに居たい気分。

再び北上して訪れたのは蓮華王院三十三間堂。千体の千手観音に囲まれた千手観音の坐像と、風神雷神二十八部衆。圧巻の一言である。
六波羅密寺では、日本史の教科書で有名な空也の像。嗚呼南無阿弥陀仏

夕食まで少し間があったので、行くだけ行ってみようと赴いたのは
清水さん。地元のおばちゃんに教わった裏道から、土産物屋の喧騒を逃れて舞台を目指す。ライトアップしなくとも、やっぱり京都の象徴サイトである。「今年の漢字」の発表は今週末。

*1:番匠とは大工の棟梁のこと