souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

今日の温泉銭湯

97年の年末、大田区に引っ越してきて以来、近隣に温泉銭湯が多い(大田区〜品川区に23か所)らしいと判り、銭湯巡りにすっかり嵌ってしまった。
大田区の銭湯はこどもの日に小学生が無料で、しかも菖蒲湯だったんだっけ。そうならばと息子2人を連れて、勝負をかけて戦闘態勢。バカな親だ。当時まだ30代。振り返ってみれば、何と地味で年寄臭い趣味だったことか。
2000年前後といえば、ようやくwebで情報が流通し出した時期(但しまだblogはなくて、自らHTMLをシコシコ書いて趣味でwebsiteを立ち上げ情報発信してくれていた、そんな時代)だった。そんな中、同好の士が「健康ランドっぽい作りでしかも天然温泉」の銭湯としてこぞって絶賛していたのが宮城湯だった。そう。ここはスーパー銭湯のハシリみたいな存在だった。「それならば」と言ってよく通ったっけ。当時は大崎の駅前は、シンクパークやダイワロイネットはおろかゲートシティーも何もなくて、明電舎の工場の脇を通って歩いたものだった。


さて、もうかれこれ10回近く来ているここだが、多分4〜5年振りの再訪だ。
屋上展望風呂が男女で週替わりするシステムは、以前のまま。フロントは最近改修したらしく、かなりキレイになっていた。
温泉浴槽は、外風呂と内風呂に一つずつ。ジェットバス、寝湯、水風呂、サウナ(別料金)とバリエーションがあって、楽しい。
天然温泉は、濃い黒湯でもなくうっすら赤い程度。特に肌に良さそうな感じはないのだけれど、暫く浸かっていると、やっぱり汗が噴出してくる。


しかしここの最大の「売り」は、屋上の露天風呂である。
湯船が広々ゆったりしていて、極上に気持ちいい。何しろ住宅街の真ん中で眺望も特に美しいものはないし、現に目隠しがあってよく窺い知れないのではあるが、新幹線が風を切って疾走する音を聴くとはなしに聞きながら空を眺めていると、それはそれで都会の奇跡の瞬間を堪能することになる。


何しろ山手線から歩いて行けるところなので、今後もお世話になりそうだが、2000年当時のような、孤高の存在ではない。
北品川温泉 天神湯武蔵小山温泉 清水湯戸越銀座温泉改正湯等、ライバルたちが次々とリニューアルしている状況だと、ここもウカウカはしていられないかもしれない。