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セリエA第19節 サッスオロ 4-3 ACミラン

ロスタイムを含めて約30分。本田圭祐は、セリエA移籍後初の試合で、得点こそなかったもののポストを叩くダイレクトシュートあり決定的なラストパス供給あり、精力的にACミラン攻撃陣を牽引した。


このチームの課題は、明らかにディフェンス。中盤のプレスの弱さとDFの寄せの甘さは、一朝一夕には解決できないだろう。この日はいわゆる「負け試合」だった。何しろ投入されたのが2-4の後半20分からだ。アッレグリ遅いっちゅうの。


その前提で言うと、本田は満点に近い働きをした。
逆サイドまで動いてボールホルダーの選択肢を増やすし、守備でも献身的にディレイや奪取に貢献。中盤でのリズムを生み出すことに成功した。
そしてフィニッシュにも絡む。初シュートはヘディング。ポストを叩いのは、モントリーボからの横パスをダイレクトで振りぬいたシュートで、決して簡単ではない。


そう。ホンダが投入されたから、明らかに流れが変わったのだ。
最初は信頼していなかったモントリーボ(明らかにパスコースが開いていてもはたこうとしなかった場面が3回はあった)が、例のラストパスを供給したのも、偶然ではない。極く短い時間でチームメイトの信頼を勝ち得たのだ。


止まって足元で貰いたがる選手が多い中、そして個人技で突破を図ろうとするチームカラーに、明らかに異質な特別さを持ち込むホンダは、混迷するACミラン立て直しの鍵を握るハズだ。それを大いに実感させられるデビュー戦だった。
やはりVVVフェンロCSKAモスクワでチームを2ランクぐらい押し上げた原動力、すなわち「チーム状態を見極めた上で最適な処方箋をピッチ上で表現する能力」は、頭抜けている。本人はもっと早くビッグクラブ移籍を実現したかったようだが、ここまで「遠回り」したと思っていた経験は、決して無駄ではなかったと思うよ。圭祐くん。
フォルツァ・ホンダ!