souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

2020年のオリンピック・パラリンピックは東京に

改めてプレゼンをちゃんと観た。
招致活動に関与しない皇室の難しい立場の中、流暢な仏語と英語で被災地支援への謝意を伝えられた高円宮妃久子さま。
「スポーツによって救われた、スポーツの真の力を目の当たりにした」と熱っぽく語ったパラリンピアンの 佐藤真海選手。
ドーピング違反のない、財政的にも問題のない点を強調することで、間接的にライバルを蹴落とした招致委員会理事長の竹田恆和さん。
終始にこやかな笑顔を絶やさず「広大で若いアジア大陸への玄関口」を訴えた招致委員会副理事長の水野正人さん。
競技会場映像を紹介するシンクロの小谷実可子さん。
セキュリティとインフラの充実を訴えた猪瀬都知事。
そして滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」。
アスリート目線の選手村を強調したフェンシングの太田雄貴選手。
フクシマの風評懸念を払拭した安倍晋三総理。
そして再び「東京を選ぶということは、情熱と誇りに満ち、オリンピック運動の強固な信奉者を選ぶことにほかならない」と締めくくった竹田理事長。


途中、多少「臭い」映像もあったけれど、概して素晴らしいプレゼンだった。
ほとんどの理事が前日までに投票都市を決めているとは言われていたが、浮動票が無かったわけではあるまい。まさに有終の美を飾った、勝ちきるプレゼンが展開された印象だ。


いや、一部にある「おもてなしだなどと空々しい」だの「完全にブロックって本当かよ」だのといった批判は承知の上で、俺は、純粋に「勝ち切った」ことを評価したいし、その点で溜飲の下がる思いだ。
どんなキレイ事を言っても、白黒はっきりつける勝負にはキッチリ勝たなくてはならない。大ウソは拙いが、多少の誇張に眉をひそめるようなナイーブで生半可な気持ちでは、勝負の土俵にすらあがることはできない。


俺は多分、FIFAの政治闘争の狭間で「共催」というどうしようもないグズグズな決定に甘んじざるを得なかった96年のFIFA総会の日から、ロビイングにもプレゼンに弱い日本を憂えてきたのだな個人的に。
微力ながら俺も、ここ半年ずっと招致バッジを身に着けていたよ。


あれからもう17年も経ったんだなぁ。
漸くあの時の亡霊が成仏したよ。