souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

ブラジルの凄さ

いやあ。強かった。
W杯ディフェンディングチャンピオンであり、2012EUROも圧倒的な力で制した無敵艦隊スペインが、何もできずに負けた。準決勝のイタリアとの激闘(延長+PK戦14人)の後とはいえ、全く勝負にならなかった。


際立ったのは、ブラジルのしたたかさだった。
出鼻を挫く1分40秒の先制点は、単純な放り込みでも先取点をもぎとるんだという気迫の成果であるかのようだ。前半終了間近の決定的ピンチをダビジ・ルイスが防いだと思えばその直後、ネイマールカシージャスのニア(ほとんど天井)をぶち抜く。後半立ち上がりにダメ押しのフレッジのシュートがゴール右隅に決まると、後半半ばには決定的なカウンターを見舞い、ネイマールは次シーズンのチームメイトであるピケを一発退場に追い込んだ。
完璧だ。この試合、スペインは一度も流れを手にすることなく敗れた。タイトルのかかった決勝戦でこれほどまで差がついた勝負を観るのも久しぶりだったし、こんなスペインも、勿論初めてだ。


そもそもタレント揃いのブラジルには居なかったタイプの選手、そう、違った才能の選手が多い。
前述のダビジ・ルイスは、世界最高のDFの一人。こんなディフェンスの固いブラジルはあまり見たことがない。
前線で言っても、フレッジみたいなストライカー。あまりにブラジル離れしている。フロンタにも居たフッキ(HULKって、超人ハルクそのものだよね)って、ちょっと笑っちゃうぐらいマッチョでブラジル的じゃない。
こんな混成チームを、フェリポンが纏めている。根性の座った21世紀型のブラジル代表が出現した、そんな感じだ。


さあ、世界のサッカーはこれから何処へ行くんだろう。
ペップ・グアルディオラが築いたバルセロナの美しいサッカー、それを背骨にしたスペインの天下。それも続きそうにないとすると、ブラジル流が世界を席巻するのか。
一年後のW杯がますます楽しみになってきた。