souxouquit’s blog

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イーロン・マスクのキーノートスピーチ

SXSW2013インタラクティブのハイライト。キーノートスピーチの模様をお伝えする。

スピーカーはイーロン・マスク
南ア出身のシリアル・アントレプレナー。1999年にXcom社(PayPalの前身)設立、2004年にテスラモーターズ(電気自動車メーカ)取締役会長に就任、2006年にソーラーシティ社(太陽光発電会社)を共同で立ち上げ。
現、スペースX社(宇宙商業軌道輸送サービス)の共同設立者およびCEOである。


インタビュアーはクリス・アンダーソン
物理学の学位をもち、科学系学術誌、エコノミスト誌のエディターを経て、2012年まで『WIRED』の編集長。主な著書は『ロングテール』、『フリー』、『メイカーズ』等。
現、3D Robotics社の共同設立者およびCEO。聴く前から期待が膨らむ2人じゃないか。


内容の抜粋。
子供の頃からの夢である「宇宙開発」ビジネスを起業でき、すごく興奮している。
3回の失敗の後、再利用を目指すファルコン型ロケットの打ち上げに成功した。費用と品質を管理するため、大部分のコンポーネントを自社で開発。
最近の技術はここまで来た(と、ここで「グラスホッパー 」と呼ばれるロケットがエンジンを噴射して上昇し、いったんホバリングしてからゆっくりと発射地点に軟着陸する映像が流れ、会場は熱狂的喝采に包まれた)。

これは、再利用可能ロケットの飛行としては、最大の成功(上昇高度80m)だ。


宇宙旅行に興味を持ったのは、NASAのウェブサイトに「火星に行くことに関する記述がなかった」から。アメリカは探検家の国。宇宙旅行がやがて手の届く値段で提供できるようになることを、皆に信じてもらいたかった。だから自分が火星に行くことを推進しようと思った。ただ、スペースXは何もNASAの代わりになろうというのではない。今後の約50の打ち上げ予定のうちの3/4はNASAからの受注であり、最大の顧客である。


#Askelonハッシュタグのツイートに答える形式の質疑応答でも、面白い発言が相次ぐ。
教育に関して。「できるだけ、インタラクティブで優れた魅力的なビデオゲームに近いようなものにすればいいんじゃないか」
子供に関して。「子供たちは素晴らしい。皆親になると判る」
火星に行きたいか?という質問に対しては、何と、「もちろん。火星の上で死にたい」との発言あり。割れんばかりの拍手。
最大の過ちは?という質問に対しては、「ありとあらゆる過ちを犯したよ」そして、ここで随分考え込んで、その後に紡いだ言葉が素晴らしい。「皆、個性より才能を重視しすぎるのはよくない。善良であることは、それだけで美徳なんだ」
もちろん会場は再び拍手喝采である。