souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

日本0-2韓国

この連中は、U−20W杯のアジア最終予選において続けて2度世界への切符を韓国に阻まれている。GK権田の「もうこんな悔しい思いはしたくない。これは神様が『ロンドンで借りを返せ』と言っていると思う。」と泣きじゃくる顔を俺はハッキリと覚えている。そんな彼らが3位決定戦とはいえ、韓国相手の公式戦で雪辱に燃えないわけがない。
ところが、今度も「何もしないまま」試合は終わってしまった。


快進撃のグループリーグ中に苦言を吐いたとおり、課題は最後までクリアされなかった。タラればを言いたくなるフィニッシュの精度の問題。バテバテの永井や扇原のコンディションは、最後には使いものにならなかった。そして何よりディフェンスの問題。またそれに加え、忘れかけていた潜在課題も顕在化してしまった。


3試合で7失点というトゥーロン国際大会の惨敗を経て、関塚さんは慌ててオーバーエイジ吉田麻也徳永悠平を呼び寄せ、守備の安定を図った。これが奏功し、ロンドンで彼らは無失点でベスト4まで勝ち上がった。しかし「好事魔多し」とはこのことだ。快進撃の背後では、「自分らのサッカーをする」という、言うのも恥ずかしい基本的なことを忘れOAに頼りきった未熟さが改善もされず、ずっと棚上げされていたのだ。
このゲーム。準決勝に続いてアジア予選で感じたメンタルの弱さが噴出した。最初の失点場面。たった一人のFWに3人のディフェンス。それも、本職の鈴木大輔は居ながらにしてわざわざ利き足の右方向に抜かせ、自分はタックルしていないよと言わんばかりにバンザイしている。お前、何やってんの。そういえば2点目も鈴木大輔だった。ずっと危ないトコロを麻也任せにしていたから、ギリギリの厳しい戦いで通用しない。
一旦は準決勝の敗因は関塚さんの采配ミスと断じた俺だが、間違っていたかもしれない。問題はもっと根深かった、ということだ。応用問題が何一つ解けない未成熟な選手にこそ、問題の本質は潜んでいたということだ。


ラグビーのハイパント攻撃のような放り込むだけの、もの凄くつまらないサッカーをやってくる韓国。それを判っていながら、何の有効な手も打てなかった、そしてそれに屈した彼ら。最後は、これまでの良さも殺して、ロングボールを蹴りこむだけの戦術におつきあい。それでいて得点することもできず。理想をあくまで貫いて潔く負けるか、理想などかなぐり捨ててでも勝負に拘るのか。そんな基本的な「約束事」すらも共有できなかったこの連中が、メダルなど取れる訳もない。


幸か不幸か、このチームはこれで解散だ。これからは、最後の2戦の悔しさ(と4戦での経験)を胸に、個人としてどうA代表に還元するか、ということ。
その点で言えば、このチームの中でモノになりそうなのは、大津と清武。それに二人のボランチぐらいか。


辛口のようだが、初戦のスペイン戦であんなにいいサッカーを展開していた彼らが、何故2週間でここまで崩壊したのか。なでしこの戦いぶりを同時進行で体感した俺は、責任感のない未成熟な選手による「お遊び」を、もう全く観たくないのだ。
44年ぶりの快進撃!的歓迎ムードは、厳に慎まなければならない。釜本や杉山に失礼だ。