souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

日本2-1フランス

なでしこはよく猛攻に耐えた。多分日本中のサポーターは、フランスの猛攻に寿命を縮める思いだっただろうと想像するんだけど、俺は不思議と落ち着いて観ていた。確かに後半13分にル・ソンメ(#9)が入ってからはフランスの怒涛の攻めに晒されたが、フランスには組織的連動が少なく、個で攻めてくる印象だったからだ。


このフランスというチーム、昨年のW杯では準決勝で米国に敗れ4位だったのだが、パスがよく回り、非常にコンパクトで組織的なサッカーがすごく印象的だった。ちょうどその大会でセンセーションを起こしたなでしこを、ちょっと小ぢんまりとまとめた感じ、というか、80年代のプラティニ全盛時代の「シャンパフットボール」を髣髴とさせる感じ。
あの強さをそのまま延長してきたら、強敵だったのに。というか、米国、ドイツ、カナダ、スウェーデン、ブラジルといった個で点を取っていく「かつての女子サッカーの強豪のありよう」と「別の流れ」を日本と共に作れた感じだったのに。そういう意味でも“先祖がえり”してしまったフランスには、若干ガッカリした。いずれにしても、PKも外してこのレベルで勝てる訳はない。フランスの自滅に助けられて、なでしこは悲願のメダル獲得を決めた。


そう、なでしこのことも讃えなければならない。
宮間のFKは、見事だった。今大会、セットプレーの得点が少なかったが、ここへ来て炸裂した。
「相手GKは自信のあるプレーをしていたから、わざとブレ球を蹴って、キャッチミスや相手のヘディングのミスを誘った、狙い通り」だって。GKのキャッチミスも企図した冷静な判断。凄い。すごすぎる。


決勝の相手は、また米国。予想通り順当な組合せだ。
準決勝でカナダ相手に120分戦い、3-2という壮絶な試合をやった米国の、高揚感が勝るのか、それともコンディションの悪さが如何ともし難い展開となるのか。
興味は尽きない。