souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

日本2-0ブラジル

なでしこが決勝トーナメント初戦に快勝し、ベスト4に駒を進めた。
前半の特にアタマの20分は、ブラジルの怒涛の攻めに晒され防戦一方。16分には、左から放り込まれたセンタリングのこぼれ球をフリーで撃たれる絶体絶命のピンチもあったが、でもこんなペースは長く続く訳ないのだ。案の定、22分過ぎにはなでしこが落ち着き始める。
そして27分。
そこは流すところでしょう! と主審の判定にイラッとくる間もなく、澤が素早いリスタートで大儀見の走りこむコースへ絶好のスルーパス。「いつも通り目ざとく狙っていた」という大儀見がGKの脇に冷静に流し込み、値千金の先制点。
後半も、28分に、カウンターからで大儀見→大野に素晴らしいパスが通り、これまた冷静にブラジルDFをかわして左足でダメ押し点を叩き込む。まことにいい時間帯に追加点を得たなでしこは、最後は危なげなく横綱相撲で寄り切った。


しかし、粘りの、泥臭い、苦しい勝利だった。コンディション、集中力、今は出る時間なのか耐える時間なのかという「チームとしての戦術的意思統一」、そのどれかひとつ欠けても手にできないだろう勝利を手繰り寄せるのは、流石ワールドチャンピオンの貫録であった。
宮間は言う。「全員で連動・連携して粘り強くやる。これが自分たちらしさ。それを大事なところで出せた」。全くそのとおりだった。


本来のなでしこの姿というべき原点回帰のスタイルで勝ったことは、非常に大きい。自分らが自信が持てるのは勿論のこと、敵は大きなプレッシャーを感じているに違いない。


さあ、北京に置いてきてしまった宿題をキッチリ返す時が来た。しかも、敵は直前に完敗したフランス、場所は聖地ウェンブリーである。これ以上の舞台はないではないか。未知の領域でも、なでしこらしい戦いざまを見せつけてほしい。