souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

日本1-0モロッコ

日本が、苦しみながらも勝ち点3を上積みし、グループリーグの最終戦を待たずに決勝トーナメント進出を決めた。先ずは、おめでとう&よくやった、である。
確かに歴史的な勝利ではあるが、スペイン戦の勝利がフロックでないことを証明するためにも、そして何よりグループステージの突破を確定するためにも、第2戦はとても重要な試合なのだった。現に、マイアミの奇跡の後の第2戦(アトランタ五輪のナイジェリア戦)では、タイムアップ寸前のPKもあり0-2で敗れ、最終ハンガリー戦で勝利して勝ち点6獲得しながらも得失点差で3位となり、決勝トーナメントに進めなかった。あの時の、悔しさというか、やるせなさは、今でもハッキリ覚えている。


試合と言えば、清武の見事なフィードにスピードスター永井が追い付いてGKの鼻っ面でループシュートを決める、という何とも痛快な決勝点で決まったのだが、実に苦しい90分だった。一つには、モロッコが個のドリブル突破を多く仕掛けてきたこと、もう一つは、日本の選手のコンディションが悪かったことから、中盤のプレスがかからない。おまけに、何回か訪れた決定機を、ことごとくモハメド・アムシフ(この人はアウグスブルクの正GK)が神がかりセーブ連発。ディフェンス面でも決定機を何度か作られ、薄氷の勝利だった。
しかし、である。薄氷だろうが白状だろうが、勝つという結果を、結果が求められる場面で成し遂げることは、本当に並大抵のことではない。現にアトランタから数えて16年も経っているのだ。


さあ、遂にシドニー以来12年ぶりの決勝トーナメントである。あの時の日本は、中田英、柳沢、高原、中村俊輔、稲本、明神等タレント揃いの魅力的なサッカーを披露したんだが、愚直にサイドから放り込んで勝負するホントにしょうもない米国のサッカーに、ベスト16で、結果として負けた。同点延長でも決着がつかず、PK戦で中田ヒデが外したのだった。
その事実から何かを学び、修正し、今度こそ勝たなければならない。


勝利の後でこんな辛口のコメントは吐きたくないのだけれど、つまり、以下の課題は未だクリアされていない、ということなのだ。

  • 追加点を取れなかったフィニッシュの精度の問題。
  • 無失点ながらも決定的シュートを撃たれているディフェンスの問題。
  • 初戦のスペインにピークを持ってきた以降の、コンディショニングの問題。


幸い第3戦は主力を休ませることができるので、コンディショニングの問題には一定の目途がたつとは思われるが、それ以外の課題を現地でどう修正していけるのか。大事なのはこれからである。
がんばれ、関塚監督。がんばれ、若き代表選手たち。