souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

スペイン4-0イタリア

すごく観たかったC組初戦の続きは、思わぬ大差で決着した。スペインはこれでユーロ-W杯-ユーロの3連覇。美しいサッカーと凄まじい勝負強さが矛盾せず両立することを証明して、今大会を終えることになった。ああ。溜息。


イタリアは、何しろコンディションが悪すぎた。イングランドと120分戦ったQF(キエフ)から中3日でドイツとのSF(ワルシャワ)。ここで喜びすぎちゃったというか、ここにピークを持ってきちゃった感じだよね。その死闘の後、中2日で決勝(またキエフ)というのは、ホントにキツかったに違いない。キエッリーニの負傷交代。途中出場のチアゴ・モッタの交代直後の負傷退場。まさに踏んだり蹴ったりだったけど、これ皆コンディションが最悪だった証拠だよ。
それに引き替えスペインは、QF(ドネツク)-SF(ドネツク)-決勝(キエフ)というウクライナ国内の移動で済んだこと、SFと決勝が中3日だったのも大きい。デルボスケって人は、明らかに調子の上がらないトーレスとセスクあたりを手玉にとって見事に采配し、結果的にチームのコンディションを決勝にピーキングしてきた感じ。言い方悪いがかなり狸オヤジっぽい。今大会アタマからキレキレだったイニエスタに加え、シャビまで覚醒しちゃって、スペインは皆が調子良かったね。


それにしても、あのスペインの1点目で、イタリアは嫌になっちゃっただろうな。イニエスタのスルーパスセスク・ファブレガスファーストタッチと折り返しの角度。シルバのポジショニングと、合わせるスピード。全てがもの凄く精密なハーモニー。観客としては酔いましたね。
バルサ全盛期のここ数年で痛感することだけど、攻撃的なサッカーを体現するチームが強いってことは、いいことだ。これで、少なくともブラジルW杯までの2年の流れは決定的になったのではなかろうか。


(99年のワールドユースの時みたいに)決勝で0-4はカッコ悪かったけど、今大会のイタリアは印象深かった。今後もカテナチオを捨て新たなスタイルで進むのか(たぶんそうだろう)、ピルロが居なくなったらどうするんだろう(たぶんマルキージオモントリーボがもっと伸びるんだろう)興味は尽きない。