souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

ブラジルW杯アジア最終予選 日本6-0ヨルダン

最終予選最大差となる6点差勝利、とかいうことはさておき、このチームからは凄味が滲み出ている。
3日のオマーン戦に引き続きの完勝。間違いなく、アジアのレベルを抜けている。今の調子なら、敵地に乗り込んでもサッカールーを一蹴するパフォーマンスを見せつけられるに違いない。つまり、最初の3連戦での怒涛の勝ち点9奪取が全く現実味を帯びてきた、ということだ(ついでに言えば、豪州はオマーンに敵地で引き分けたらしい。まだ勝ち点1じゃあ焦るだろうよ。しめしめ)。


繰り返すが、このチームは凄い。
これまでも「強い」印象の代表はいくらでもあったが、いい意味でのスタメン争いや切磋琢磨に余念のない選手たちが、ひとたびピッチに入ればひたすらハードワークをこなし、勝っても淡々と慢心なく直ぐに次のゲームへ気持ちを切り替える。こういうストイックなまでに「凄い」代表は、ちょっと記憶にない。ついこの間まで、予選全体を俯瞰することなく例えば日韓戦の結果に一喜一憂してきたようなメンタリティは、もはやない。(ザッケローニは周到な準備を怠らない真面目な人物だしそう簡単には負けないだろうが)たとえ負けるようなことがあっても、このチームには、敗戦の責任を指揮官に押し付けるような馬鹿なガキの居場所は何処にも、ない。


つまり、完全に成熟した大人のチームである。


2年前の南アで「ベスト4」と本気で言って選手の意識を変えた岡田武史の功績も、大きいかもしれない。しかし何より、欧州の強豪リーグで普段から揉まれてきた経験が、選手を「戦う男」へ成長させ、その経験が未経験の選手にさえもいい意味の緊張感をもたらし、チームとしての最高のパフォーマンスを自然に引き出しているのだろう。


もうこうなったら、来年のコンフェデでもいい準備をして、ブラジルの地で大旋風を巻き起こしてほしいものだ。まだ気が早いか。