souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

「妖しい」は「美しい」を包含して余りある

とある怪しい知人に誘われて、ちょっと早いが京の桜を愛でる旅にでた。
旅と言っても、新幹線に乗れば2hあまりであっと言う間に到着する。あまりビジネスでは京都に出かけないので、改めて、その利便のいいことに驚きつつ、何と素晴らしい世界がたった2h差に存在することに、眩暈を覚える。


四条河原町近傍のビジネスホテルに荷を降ろし、木屋町の居酒屋で腹ごしらえ。ほろ酔いで散策すると、妖しい桃色の街並みが川面に映り、遠くから聞こえるお囃子の音も風情を添える、まことにジャパニーズな情景がそこには広がっている。やはり、命の儚さを感じながら、旬のモノを頂き、移ろう季節を感じる無常観って、多分日本人が世界で一番強く持っているこころではないだろうか。

中でも、円山公園に佇む見事なサクラは、周囲の喧騒(何しろこの辺りは、学生やリーマンのドンチャン騒ぎのど真ん中である)を忘れるほどの妖しさに包まれて、満月の夜に屹然として、在った。
圧巻である。