souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

それでも一定水準の原子力発電は残さざるを得ない

論旨:

  • 3.11以降、声高に叫ばれている「原子力をゼロに」という極端な論調はおかしい。
  • 原子力推進派の論拠は「環境に優しい」と「コストが安い」の2点だったが、それは間違いだった。
  • アジアで福島第一のような事態が起こったなら、その影響は必ず日本に波及する。そう考えると、日本だけが脱原発をしても、意味がない。
  • 原発を安定的にオペレーションできる技術者を守り、多重防御の前提が崩れた緊急事態に対応できる技術者を育てること、また、そういった事態が起きたとき、国際的なエネルギー戦略の中で、日本が部外者にならないことが肝要。
  • 軍事力としての核を放棄し徹底して原子力を平和利用してきた日本が、原子力という分野において果たすべき責任は重い。国際原子力機関IAEA)のトップが日本人というのもその証左。
  • また、化石燃料への過度な寄り戻しは、日本がエネルギー価格を高騰させる引き金になりかねず、得策ではない。
  • もちろん再生可能エネルギーの比率を高めていかなくてはならないことは確かだが、今すぐに再生可能エネルギーにすべてを託すこともできない。現状3%なのだ。時間がかかる。
  • よって、電源供給の25%から30%、1次エネルギー供給の15%くらいを原発でまかなうのがベストバランス。


この寺島実郎という人はあまり評判のいい人ではないようなのだが、ここで言っていることはまともだ。
ヒステリックに原発反対を叫んでその代替手段を全く論じない人は、あまり信じられない。