souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

働かされたと言うべきか

むしろ。


仕事なんてものは、段取り通りに行けば何も苦労はないのである。
ところが、当たり前のことながら、段取り通りに逝く仕事なんてものは存在しない。全く予想外のことが起こるのが常。しかしながら、その「予想外」を予めヘッジすべく、あらゆる可能性を検討しリスクに備える態度というものが、これまた重要なのだ。実に逆説的ながら。


来週サービス開始予定のアプリケーションを、納入してもらったのが月曜。もちろん納入は朝一番の約束だったが、実際の納入は午後2時。まず「遅刻」だ。それから受け入れ試験を始めると、出るわ出るわ。NG項目が100件近く。水曜の「受け入れ判定会議」は何とか「改修見込み」と誤魔化した確約させたものの、判定会議時点で、NGの試験項目数や残課題項目数が合わないというまことに情けない体たらく。判定は当然NG。サービス開始は結局1週間後ろ倒し。木曜〜金曜は、かように日本語の通じないベンダと、ほぼ一日中電話会議を繋ぎっぱなしにして意識合わせ。だって週末3連休でばっちりリカバーしてもらわなきゃ困るじゃないか。おかげで今週は4日もタクシー帰り。


通常の商習慣では「出入り禁止」に近いこのベンダも、切るに切れない事情もあり(読者の皆さんご賢察ください)事務方でどうにかするしかない。


やっぱりさ。段取りって大事なんだよ。
着任した半年前には実質的に要件が固まっていたんだけれど、その「要件定義チーム」の仕事の仕方がグズグズなので、いくらチームsouxouquitが補強されてその後の仕事をシッカリやっても、やはりどうにもならないんだな。この期に及んで「言った/言わない」は始まるわ、ドキュメントには何にも残っていないわ。「後はsouxouquitチームよろしくね」って丸投げ。後工程を担う者は、奴隷である。


作業時間は長く、そういう意味では「働いた」と言えるのだが、実際は「スタート時点がビハインドだった100m競争のスタートを人並みに持ってきた」だけの作業。これは仕事とは言えない。恥ずかしくて。
俺たちは敗戦処理投手に近い。「これから始まる運用フェーズで困らないよう、潰せる課題を一つでも多く潰しておく」という一点のインセンティブだけで働いている。


下期は、仕事をプロセス毎に縦分割するのではなく、システム毎横分割することを、ボスに進言。「このままじゃ部下のモチベーションが持ちません」。そうそう。ちゃんと言うと、「要件定義チーム」も日本語通じないし、感受性もあまりに貧困なのであるよ。下流と、その下流から上流に戻すPDCAを、一気通貫に自律的に回してみろよ。できやしないから。グズグズな仕事のツケが全部自分に回ってくるから。こういう感受性もなく自分のアタマで考えない人たちは、自分が困らないと変わらないから、こう荒療治をするよりないのである。