souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

Renaissance

高校のある日、FMから、オーケストラをバックに堂々と歌う天使のような女性ボーカルが聞こえてきた。完全に打ちのめされた俺はそれがルネッサンスというバンドのどうやらライブ版らしいということを突き止め、早速カーネギーホールを買い求め、それ以来貪るように聴いたっけ。ともかくもうアニーの美しい声と抒情溢れる楽曲にメロメロにやられていた。


そんな俺の、初「生アニー」である。ワクワク&ドキドキしながら川崎に向かう。
今年63歳になっている彼女は、果たして艶やかな声を披露してくれるんだろうか。それとも期待外れに終わるんだろうか。


一曲目で不安は消し飛んだ。そりゃあまぁ若き日の朗々たる歌いっぷりではないものの、そして高音のピッチ・コントロールが多少甘くなったものの、その分丁寧に歌いマイキングにも気を遣っている彼女の姿勢は、感動的ですらあった。マザーラッシャでは、思わず涙がこぼれてしまった。


白状すると、ルネッサンスってアニーの歌声がなかったらタダの凡庸なクラシカルロック、程度の認識しかなかったんだけれど、それがどっこい。プロローグ一つとっても、こんなに立体的で起伏に富んだ楽しい曲だったのかと少々驚かされた。アレンジを弄っていたのもその要因かも知れないけれど。2台の鍵盤によるかなり重厚なバッキングやコーラスの厚さも予想以上だった。その点でも大満足。


アンコールの燃ゆる灰では観客と一体となって大きな拍手。
本当に素晴らしいコンサートだった。
やっぱりいい音楽は、カタルシスが凄いね。


Setlist Renaissance @Club Citta Kawasaki

  • Prologue
  • Carpet of the Sun
  • Midas Man
  • Running Hard
  • Black Flame
  • Things I Don't Understand
  • Ocean Gypsy
  • Mystic And the Muse
  • Mother Russia

encore

  • Ashes Are Burning