souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

日本 3-1 デンマーク

立ちあがり15分のデンマークの猛攻。この試合勝つしかないデンマークがサイドから揺さぶりをかけ、日本のゴールをこじ開けるのは時間の問題と思われた。
しかし本田圭佑のブレ球FK。その後、その弾道が目に焼き付いている相手を嘲笑うがごとき、ガチャピンの技ありFK。前半を2-0で折り返すと、後半PKで失点するも、最後にトドメの1点。理想的な試合運びで日本が快勝した。
それにしても、攻守のバランスを取り戻せたのも、落ち着いて試合を運ぶことができたのも、ほんの僅かな差を日本が制することに成功したからに過ぎない。レバタラ言えば、最初の猛攻で失点していたら、圭佑のFKが入らなかったら、トマソンが怪我していなかったら、デンマークが放り込みパワープレイに頼らずサイド攻撃を執拗に繰り返していたら、結果は真反対だったかもしれない、ということだ。つくずく、サッカーとは恐ろしい競技だと痛感する。


それだけに、この結果は海外、特にヨーロッパ諸国に「日本って結構やるんじゃね」って鮮やかに印象づけたことは、想像に難くない。本田圭佑の株(≒移籍金の金額)は鰻のぼりに上がり、知将岡田もビッグクラブ等から声がかかるかもしれない。


それはともかく、こんなに凄い“偉業”を達成したのに、選手も、必要以上に喜んでいない。逞しくなったモンだ。体躯の芯を鍛え上げたアスリートたちは、精神の芯もブレないのか。試合を重ねる毎にバリエーションを増やし、それを消化し、臨機応変できる老獪さともいえる知恵を発揮しだした。何となく「これが日本のスタイルなんじゃないか」というものを、4度目のW杯本大会にして初めて実感できるようになったのは、日本蹴球界にとって、とてつもない財産であり、喜びの源泉だ。


さて、これで16強。
8年前、雨の仙台に忘れてきた宿題を、キッチリやり直すことにしようじゃないか。