souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

アリス・イン・ワンダーランド

★★★★☆素晴らしい また観たい
前売り券を握り締め、観てきましたよ。アリス。
俺は、原作(不思議)が大好き*1だし、おまけにティムバートンはお気に入りの監督の一人なので、どうしても評価が甘くなっちゃうんだけどね。

世界はもう、マトモではいられない・・・。

ってコピーから受ける印象ほどは奇抜さは感じられなかったし、寧ろビクトリア朝に19歳のアリス・キングスレーが実在したらきっとこうだったんじゃないかというリアリティとのリンケージに腐心し過ぎたキライすら感じさせた。


それでも、無茶苦茶楽しい映画だった。
ジャバウォックバンダースナッチといった、原作ではキャラクターとも言えない架空の生物?たちが動き出し、スクリーン狭しと暴れ出しただけで、もう嬉しい!
そういえば、元々はお茶会のいちキャラに過ぎなかった基地外帽子屋だって、堂々の“地下レジスタンスのリーダー”だもんなぁ。
こういうキャラのデフォルメというかメリハリというか、上手いなぁ。
やっぱりティムバートンって、楽しい画を撮る人だなぁ。人工的で奇妙な眩さに、クラクラきてしまう。
俺はやっぱり明るい基地外が好き。


自慢の3Dは、それはそれで楽しかったし迫力あったけど、寧ろ「音」をよく聴きたかったかな。
キャロル独自の言葉遊びやそのパロディをじっくり味わう気になれなかった。あ、それは俺の英語力のなさが原因か。あはは。
ともあれ、DVDが出たら、2D版でいいので繰り返し台詞まわしを味わって観たい。レイブンとライティング・デスクの共通点について考察しながら、だ。


ちなみに、アリスのお父さんの名を“チャールズ”にしているのは、明らかにキャロルへのオマージュ*2だな。そういう小ネタを味わうことも、無茶苦茶楽しい。

 

*1:このブログのプロフィール(右の方)に書いてある
同じ場所にとどまるだけで、もう必死で走らなきゃいけないんだよ。
そしてどっかよそに行くつもりなら、せめてその倍の速さで走らないとね!

っていうのはの中の赤の女王台詞。
ちなみにこの記述は、数学者キャロルが当時既に相対性理論に気付いていたらしい、という一つの論拠にもなっている。

*2:ルイス・キャロルの本名は【チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン】と言う。