souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

岡井大二セッション@新橋ZZ

岡井大二さんは、俺のヒーロー。四人囃子のリーダーとして重く華麗なビートを刻み続ける、日本一かっこいいドラマーである。
生で大二さんを観たのは1999年9月の日比谷野音。ライブを観ると誰が楽曲を引っ張っているか、誰がバンドの音楽的イニシアチブをとっているか歴然と判るものだが、四人囃子は、スポークスマン役で後期の楽曲の殆んどを手掛けた佐久間さんでもなく、初期のフロントマンであった森園さんでもなく、紛れもなく大二さんのバンドだった。
上手(かみて)最前列から大二さんの動きを逐一チェックすることができた俺は、頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けた。バスドラ(右足)とスネア(左手)だけで見事にグルーブを生み出し、空いた右手でチューニングしている。自分のドラムの「鳴り」が補正されたと見るや、今度はギターやベースの出音やバランスをスタッフに指示しながら、平然と叩き続ける。汗ひとつかかず、涼しい顔とはこのことである。こんなドラマー、観たことない。プロのドラマーとは、こんなに凄いのか(今考えれば、凄いのは大二さんで、凄くないプロのドラマーも山ほど居ますがね)。その時ほど、俺はドラムを辞めてよかったと思ったことはない。


昔話はともかく、そんな俺のヒーローが主催するドラムクリニック&セッションに参加した。2月にも誘われていたのだけれど、都合によって参加できなかったので、嬉しさもひとしおである。


第一部、ドラムクリニックで印象に残った言葉たち:

  • ロックドラムのビートの基本は、右足と左手
  • 右手で8ビートに乗りすぎると、パッショネイトなアドリブが利かなくて、全部編曲しなければなくなる
  • チューニングのポイントは、「筒全体に共鳴させる」こと
  • ヘッドのスイートスポットは十円玉の大きさ
  • パワーは手首(リスト)の強さで決まる=剣道の竹刀で打ち抜く感じ


セッションで演った曲:

  • おまつり

こういう和の雰囲気の曲を歌いこなすって、すごく難しい。ちょっと、リズムが崩壊してしまったこともあって、フシだけで唄ったのさ。そしたらみんなは怒っておれの頭を殴りつけたのさ。

  • 空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ

森園時代の囃子の曲って、もうとってもいい気分さぁ思い入れが強過ぎで、駄目ね。大二さんは勿論バックは完璧だったのに、俺って噛んでしまった。台無しじゃん。ちょっと凹む。

  • 眠たそうな朝には

円盤の失敗があったからか、半ば平木直子。いい意味でリラックスして歌えた。白状すると、元々このの頃のポップな囃子にはほとんど興味がなかったのだけれど、今回大二さんと組めるなら歌ってみるかと思って手を挙げたのだったよ。これが大成功。バンドとの一体感の中で歌った気持ちよさは、コトバでは表せないよ。大二さんとリズムで絡みたい色気でタンバリン振っちゃったのも、楽しかったなぁ。ホントいい感じ。奇特な観客の方に「これがベストアクト」と過分なお褒めを頂いたりして。一生モノの思い出になりました。あぁ。音楽やっててホント良かった♪ つか、芯でもいい。