souxouquit’s blog

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黒沢監督のサムライ

ちっとも知らなかったが、黒澤の生誕から今日で100年なんだそうだ。だから、そう。世界中のgoogleもこぞって彼にオマージュを捧げている。
四国新聞にちょっと気になる記事があったので、抜粋する。

彼の映画を見た人の中で、その登場人物たちに魅了されなかった人などいるのだろうか。
例えば恩賞が出るわけでもないのに、野武士から村人を守るべく立ち上がる侍がいた。清濁あわせ飲みながら、貧しき人たちを支えた医師がいた。末期がんに苦しみながら、住民のための公園を残そうとした市役所課長がいた。
職業も時代もてんでバラバラだが、そこに出てきたのはいずれも「サムライ」だった。黒沢監督の父が士族だった影響もあったのだろうが、日本人なら人間ならこう生きてほしいとの願望を、登場人物に込めていたに違いない。
心打たれたのは、日本人だけではなかった。サムライたちが示す生き方に、国境も年齢も性別も関係なかった。

確かに、キャラクターが生き生きと躍動していて、おまけにヒューマニストには堪らない普遍的テーマを扱っているもんだから、世界中に彼の映画ファンが居たことは間違いない。


俺は元来、こういう甘ったるい論評は好きではない(以前のエントリーもお読みになって)。でも現実に、普段なら素通りする記事に反応してしまったということは、改めて「サムライ」の文字に惹かれてしまった、ということなんだなぁ。


職場にサムライ、居ないもんなぁ。ワシントン条約絶滅危惧種に指定するなら、マグロじゃなくて断然こっち。
ってことは、俺ちょっとまた病んでる鴨。