souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

久しぶりの墓参り

次男と一緒に祖父の墓参りに出かけた。


母方のこの爺ちゃんは、初孫だったからということもあったのだろう、俺のことを本当によく可愛がってくれた。俺の方も、激しい気性の父とまるっきり反対の包容力に、とても魅かれていた。株や相場でジェットコースターのように金持ちと貧乏を繰り返したらしいと後になって聞いたが、そんな人生が信じられないぐらい穏やかで優しい爺ちゃんだった。時々は怖かったけどね。波乱万丈な人生が自然と器を大きくした、とでも言うのかな。
小学校の頃から、塾の帰りに爺ちゃんの家に行っては家族が合流するまで本を読んで待っていたり、一人で自転車で行ったこともあるし、もらった小遣いを握り締めてよく本屋へ走ったっけ。


ウィスキーをビールで割って飲み、肺がんを宣告されても看護婦に隠れてスパスパやっていた豪胆な祖父は、82歳で大往生した。命日は1983年3月26日。日付まで克明に覚えているのは、俺が覆面浪人を経て大学に受かったのを見届けるように逝ったからだ。親戚からはお前が殺したようなものだと若干の僻みを籠めて揶揄された。本当にそう思う。逝く一週間前、そうか受かったんだなと頷きながら飲んでいた姿を思い出すと、未だに涙がでる。


そんな大好きだった祖父の墓参りに、ここ10年以上全然行けなかった。
否。行かなかった。
何だか、変にイキがって照れくさくて、働き盛りの時間には見向きもしなかった。
今や、そんなツッパリが何の役にも立たないばかりか、大事なものさえ隠してしまうことに、ようやく気がついた。
バカで浅はかで不義理な孫をお許し下さい。


ポカポカと暖かい日差しの中、片道1hのい〜いドライブだった。


帰りは、次男とデート。
途中うどん喰ったり、和菓子屋でおはぎ買ったり。


付き合ってくれた次男も、とてもエラい。