souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

ジョン・レノン・スーパーライブ2008

第9回の開催(2009.12.8=ジョンの命日)直前プロモーションで11月に放映していた第8回(2008.12.8)の映像を、年が明けて漸く観た。要するに、旬をとっくに過ぎたイベントの、1年落ちの映像である。
どうやらもう第9回の映像も放送されたらしい。最近俺は、自分自身のやる気が感じられない。ははは。


オノヨーコの提唱による「アジアアフリカの子供たちに学校を送ろう」という趣旨のチャリティイベントである。で、当の本人も、未だにステージに出てきてお約束どおり泣くし、TV朝日はしっかりそれを映像に収める。


要は、天邪鬼な俺にとって背中がむず痒くなる類のイベントということだ。


若い頃は俺も随分原理主義的なところがあって、
こんなイベントの形態はジョンは望んでいなかったハズだ。
ヨーコも判ってねぇな。この売名行為野郎が。
ぐらいの悪態吐いて、観ようともしなかっただろう。


ま、年とったということだな。


ということで、さしたる期待も思い入れもなく眺ていると、結構アーティストの実力が判っちゃって、面白いね。
絢香LOVE PSYCHEDELICOは、今更ながら上手いなぁ。無論、民生やトータスも、とてもいい。
で、ビックリしたのが、Charだ。
俺はこの人、テクニックはあるけど面白みのないギター職人ないしスタジオミュージシャンと思っていた。
すみません。俺が間違っていました。
民生と絡んだCome Togetherや、独自のアレンジで別曲に生まれ変わったTicket to Rideなんか、鳥肌がたった。音域狭いながら「うた」もソウルフルだったし、ギタープレイも、エモーションのスイッチを入れたり切ったり。迸るだけでもなく、引き過ぎる訳でもない。自在に楽曲を操りながら、自分のジョンに対するトリビュートの気持ちを完璧に表現していた。


若い頃から、モノを漫然と眺るのは時間の無駄。自分なりの仮説を以って観なければ得られるものはない。と思っていた。
ところが最近、そういう「仮説」が「過度なフィルター」となって欠落してしまう情報の中に、貴重な気づきが多く含まれているような実例に、沢山出会うようになってきた。


どうやら俺も、「蓄えたもん」を一旦「捨てる」という人生のフェーズに入ってきたのかもしれない。
色眼鏡は一旦、脇においておこうか。