souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

バベル

★★★★☆ 素晴らしい また観たい
孤独な魂が愛を求めて彷徨うものがたり。貧しい山羊守の兄弟愛。愛に飢えた高校娘を看る親の愛。ベビーシッターの子供に向ける優しい眼差しとマイノリティの寂莫感。こういった様々な感情が、冷めかけた夫婦の絆を取り戻す旅を軸に交錯する。語り口としては、よく出来た“パルプフィクション”という感じだが、それが嫌味に見えないところは監督の演出力の勝利だろう。極めて西洋文化に立脚した世界観で描ききった感はあるが、普遍な物語に昇華していて、グッと迫るものがある。ちょっと甘めだが、星4つ。