souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

田園に死す by劇団☆A・P・B-Tokyo

友人に誘われて、ヒョンなことから芝居を観に行くことになった。寺山修司の没後25周年ということで、以前映画で観たこの作品A・P・B-Tokyoが舞台で再現した、ということらしい。
コヤはザムザ阿佐谷。(ちなみに、このザムザが入っているのはラピュタビルという。このラピュタビルには何と山猫軒というレストランまであって、なかなか気分がよろしい。うん。)開演前のひと時、劇中で登場するサーカス団が、芝居のコスチュームのままで、ほんとに阿佐ヶ谷の商店街をチラシを配りながら練り歩いていた。もうそれだけで俺は居ても立ってもいられない程嬉しくなってしまう。


芝居を観るのは、実は久しぶりだ。もしかしたら10年前に初台で観た阿部公房が最後かもしれない。いかんな。学生の頃は、やれ野田つか3○○第三舞台だと節操なく観散らかしていたものだが。
あの頃の匂い。とても嘘くさく安っぽい雰囲気と、白々しくも真面目な痛さを感じて、妙に懐かしかった。地下に降りてにじり入るように呑み込まれるザムザというハコは、真冬だというのに母親の胎内のような暖かな空間だった。


また嵌っちゃうかも。
寺山の映画の方も、もう一度観るかな。