souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

甘美な夢の代償

寝苦しい日々が続きますが。。。
昨晩の夢はこんなのだった。

世紀末?の東京。今更何が世紀末か、という感じだが、ともかく世の雰囲気はアナーキーで混沌としていて、人々の感情も殺伐としている、そういう感じなのである。
今夜、国立競技場(笑)で大掛かりな「集会」があるという。とても危険だ。自分のなかのセンサーが真っ赤にアラートしている。こんなことは何かのマヤカシに決まっている。。。しかし散々悩んだ挙句、俺も乗り込むことにした。この「集会」は時代の曲がり角、そう直感した俺は、どうしても自分の目で確かめてみなければ気が済まなくなっていた。


三々五々と、しかし、物凄い数の人々が集まってくる。何か拠りどころになるもの、何かすがりつく対象に飢えた人々は、夢遊病患者のようにふらふらと、あるいは誘蛾灯に引き寄せられる夜の虫の如く集まってくる。
スクリーンに大写しになるのは、「狂気」を熱狂色でカムフラージュした眼で人々を鼓舞する、風変わりな小男の姿だった。しかし人々は、寄ったカメラアングルのお陰で、そいつがただの小男だとは気がつかない。
そしてそいつの妙に小ざっぱりした身なりは、着の身着のままな彼らの心に羨望と畏怖の感情を芽生えさせるのに成功したらしい。人々に「マヤカシの熱狂」が感染していく。


既にそいつに帰依した信者連中が、人々の列に混じって見事なダンスを披露する。人々の眼が変わり始め、声が揃い始め、踊りが揃い始めた頃、俺は、この場が最高レベルの危険パニック領域と化すことは時間の問題だと直感し、目立たないようにゆっくりと、しかし確実に出口の方へ退いていった。
その時だ。俺と同じ「恐怖と危険を感じた眼」をした女の娘に会ったのは。


俺たちは言葉を交わすこともなく眼でお互いの感覚と知性を認め合うと、小さく頷き、手を取って、ゆっくりと一緒に逃げ始めた。
国立競技場から246へ出るトコロで短い会話を交わす。
「どっちだ?」
「右。渋谷方向よ。」
よし。あとは全速力でこの地域を離脱するだけだ。
足のギアをトップに入れ、走り出そうとしたまさにその時、暴徒と化した俄か被洗脳者の一人に、腕を掴まれてしまった。


大ピンチ!


しなやかで運動神経抜群の彼女だが、所詮女である。後ろには、別の暴徒の一団も迫ってきている。
俺は一撃必殺のつもりで、彼女の身体越しにヤツの左脇腹を左足で狙う。脛がしなり、強烈な左回し蹴りを喰らわす確かな手ごたえ、否、脚ごたえを感じた俺だったが。。。パリン!という音。。。


眼が覚めたら、本棚のガラスが粉々になって布団の上に散乱していた(火暴)!

甘い夢の代償は、あまりにも高かった。。。