souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

備忘:ディジタル・リマスタリング作業

0.先ずカセット再生環境の整備
そもそもハード(カセットデッキ)が壊れて久しい。
しかしソフト(カセットテープ)は、無茶苦茶貴重。何とか再生させなければならない。
そこで家電量販店などへ赴き、プラスティック製のカセットプレーヤーを買ってくる。だいたい中国製で¥2,000ぐらい。笑


1.アナログ音声のディジタル変換とプレ・マスタリング
カセットプレーヤーのプレイバック音声を、外付けサウンドボード経由でPCに取り込んでやる。=WaveLab等のオーディオ・エディターを起動し、アナログ音声を「ディジタル録音」する。
左右のバランスが悪い場合は、レベルを調整(±数dB等)してやる。また、最初の曲のフェードイン/最後のフェードアウトも調整し、不要な無音部分が出ればカットしてやると、その後駱駝。


2.イコライジング
PCに取り込んだ音声は、しかしそのままでは使えないことが多い。イコライザーで音のメリハリをつけてやる。
Cubase等のミキシング・アプリケーションを起動。
音源がかなりライブ(反響が長い)な一発カセット録音だったので、全体にシャリシャリな音。特にハイハットやシンバル類の音が耳障りな程だった。もちろん高音を絞るやり方もあったが、ここではlo-mid(1000Hz)をブースト(+20dB)し逆にhi-mid(1700Hz)を絞って(-5dB)やって、各楽器の輪郭をハッキリさせた。
経験から言って、所謂ドンシャリにしようと低音&高音のブーストで対応しようとすると、上手く行かないことが多い。グラフィカルなイコライジングが可能な環境ならイザ知らず、数点摘みの簡易イコライジングでは、「足し算」だけでなく「引き算」発想も大切だ。今回で言うと「hi-midを絞る」点がポイントであった。
楽器毎の周波数特性などは、ここここに詳しい。ホントいつも助かっています。


3.曲別ファイル作成と最終マスタリング
EQを弄ったファイルを再びWaveLabに戻す。いよいよ長尺の録音から楽曲別にファイルを分ける作業だが、これは意外にカンタンだった。
事前の準備は、各曲のアタマにマーキングすることと、曲を改行ベースでベタ打ちした.txtファイルを用意すること。この2つ。
Tools>自動分割>Audio file in active window>マーカーに従って分割>標準マーカー>各区画を別々のファイルとして保存>オプション(チェックしない)>(ファイル名の設定方法)以下のリストに従う
これで曲別のファイルが完成する。
マスタリングの最終段階なので、レベル差やノイズカット等、気になるところを微修正して「音」を完成させる。あとは焼くだけ。


4.CDに焼き付け
WaveLabでも可能だが、俺はiTunesを使い.wavファイルを容量の少ない.m4a(AAC)形式にエンコードして保存することにした。これで、iPodでも外へ持ち出せるし、CD量産もiTunes上で簡単に出きる。しかも焼き加減(って別にバーベキューではない。書き込み速度のこと)も自由に設定できる。かなりカジュアルに便利だ。


5.ラベル作り
おまけの工程だけれど、ここまで苦労して音を作ったら、CDラベルにも手をかけたいものだ。
昔の紙印刷をスキャナーで読み込んだりすると、結構ビンテージ感が出ていい。文化祭のプログラムをスキャンしただなんて、恥ずかしくて口が裂けても言えない。