souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

俺だって第九ぐらい聴くのさ

人に誘われて、第九を聴きに行った。
俺だってクラシックを毛嫌いしている訳では決してない。現に生涯初めて観に行ったコンサートはクラシックだったのだ。厨房1年の時*1に聴いた演目と同じ東京交響楽団の「第九と四季」である。
何とも感慨深い。このハコも初めてだったし。


佐藤しのぶさんのソプラノが圧巻だった。第九だから壇上には100人以上の合唱隊が並ぶ。それを時には切り裂くように、時には従えるような圧倒的迫力と存在感。凡庸なソリストが霞んでしまうオーラ。どこをとっても無比一流なディーヴァであった。


それと、指揮の秋山和慶さん。ストイックで抑揚をおさえた第一楽章からうって変わり、第二楽章の怒涛のフォルテ。オケが十分“鳴った”状態になってからは、余裕の第三楽章とスピーディな第四楽章。飽きさせることなく一気に聴かせた。


クラシック・コンサートとしては珍しいアンコールの“蛍の光”を聴きながら、俺は、年の瀬の喧騒をしばし忘れるような気持ちよい空気を満喫していた。

 

*1:クラシック好きの親父の影響で、結構小学生の時分からクラシック聴いていたのさ。
当時は家にあった音響再生装置はカーステレオ用の8トラックのみ。
繰り返しベートーベンやシューベルトメンデルスゾーンなんぞ聴いていたっけ。