souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

浦和レッドダイヤモンズ 0-1 AC Milan

日本サッカーというか、日本のクラブチームの可能性と限界を、端的に、残酷に示したゲームであった。


メディアにはやれ善戦だの惜敗だのと耳障りのいい活字が躍っているが、俺は全然そうは思わない。
ご存知のとおりサッカーは不確定要素が強く構造的に所謂番狂わせが起こりやすいのだが、それを差し引いても、あの戦い方では「10戦やって8敗2分」、つまり「PK戦での勝ちが10にひとつ」がせいぜいではないか。王者ミランにマトモに正面からぶつかって、勝てる訳がない。


選手も監督も勝ちに行くとは言っていたが、嘘ばっかり。選手もミランと戦うそのこと自体を楽しんでしまったし、監督に至っては何の策も講じなかった。要は勝ちになぞ行っていなかったということだ。
それにしてもオジェックって無策だな。負けているのに交代は2人。そのうち1人は負傷退場のトゥーリォである。タイミングも遅い。ありえないだろ。どうせ選手に嫌われているんだから、リスクを犯しナリフリ構わぬ采配を期待したのにさ。


レッズが本気で勝ちに行くとしたら、どうか。
この試合が緒戦でコンディションの上がりきらないミランに対し、リスクを犯しても立ち上がりの5〜10分に攻勢に出て何とか1点を先取しその後落ち着いて試合を運ぶ、前がかりな相手にあわよくば追加点を狙う、そういうゲームプランだろうよ。それでも「10に2〜3勝てるかどうか」だけど「1勝9敗」よりは余程確率は高い。そもそもレッズは堅守が持ち味のチームなのだから、先制されたらひっくり返せないと思った方がいいのだ。己を知り相手を研究すれば、火を見るより明らかに奇襲プラス守りという図式が出てこよう。
何かやってほしかったなぁ。


0-1というスコアは直感的には「惜しい」が、この「1点」は絶望的に遠い「1点」である。この1点に届くためには、まだ日本のサッカーは10年かかるだろう。
な〜に。10年なんてアッという間である。何しろジョホールバルのあのゲームから、まだ10年しか経っていないのだから。