souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

りふじん【理不尽】

俺がかつて仕えた上司に、こんなことを言われたことがある。
「souxouquitくんは対応が官僚的だな。」
俺は絶句しちまった。
何故なら、その人の方がよっぽど官僚的だったからである。
断定口調になってしまって恐縮だが、そう思っているのは俺だけじゃなくて、事実、灘高→東大→ハーバードMBA世界銀行出向という華麗なる経歴でどんどん「官僚的」になっていく彼を、周囲もそう評価していたのだから仕方がない。


いやね。
こんなこと書くのは他でもない。
こんな言葉を部下から浴びせられ、その時感じたみょ〜な感じがソックリだったからだ。
「souxouquitさんって対応が理不尽なんです。」
だって彼女は、俺がこれまで接してきたすべての部下の中で、ブービー・メーカー(か、いいとこブービー)の地位を誇る「理不尽」人間なんだぜ。
これまた断定口調になってしまって恐縮だが、そう思っているのは俺だけじゃなくて、今日相談した2人の上司とも意見が一致していたのだから仕方がない。上司の一人は彼女を「適応障害」とすら断じた談じたよ。
彼女は「souxouquitチームから外してくれ」と俺の上司に直訴して、それで上司が俺に相談する中で上述の事実が判った、という訳だ。ちなみに彼女は、俺の前任者にも同じように食ってかかりその結果その上司をメンタル疾患に追い込んだツワモノである。実は彼女、ここへ来る前の職場でも前科モノの問題児だったようだ。まるで後だしジャンケンのようにそのことを最近になって初めて聞き及んだ上司は、今更ながら憤慨していた。遅いっちゅうの。


まあね。
俺も、彼女の歴代の上司の「長年に亘る無責任放置プレー」を直感したので、敢えて特別扱いせず、正論かつ理詰めで退路を断ってガツガツ業務実績を求めるようにしたのでさ。彼女も長年に亘って甘やかされてきたツケで、俺のオーダに対処できる能力も錆付いているのでキツかった筈だし。結局ヒステリックに拒絶反応を示す所まで彼女を追い詰めちゃったのね。「もうsouxouquitさんの声を聞くのもイヤです」とまで嫌われて、俺はプロのマネージャとして本望だけれど。


自分が「官僚的」や「理不尽」だとそれを否定したい心理が潜在的に働いて、それに触れたり晒そうとする「外敵」に向かって「先手必勝」とばかり先制攻撃を加える、そういう捻じ曲がった行動を人はしばしばとってしまうということなのかな。


戯れに、辞書で「理不尽」を調べてみた。

りふじん 【理不尽】(名・形動)
物事の筋道が通らないこと。道理にあわないこと。また、そのさま。無理無体。

なははは
那覇覇覇。


またまた戯れに、「理不尽」をネットを牽いてみたら、こんな記事が今世間を賑わしているのね。


理不尽な親に苦慮…学校の苦情対応外注、10教委で試行へ 2007.7.21読売新聞

親が学校に理不尽な要求を繰り返すケースが増え各地の学校が苦慮している問題を受け、文部科学省は来年度から、悪質なクレームの対応を外部の専門家に任せる「外部委託」を、一部の教育委員会で試験的に導入する方針を固めた。
学校に対して自己中心的で理不尽な要求を繰り返す保護者を「モンスター・ペアレント(Monster parent)」と呼ぶ。基本的には直接教員にクレームを行うものが多いが、校長や教育委員会など、より権限の強い部署にクレームを持ち込んで、間接的に現場の教員や学校に圧力をかけるという形式も増えている。なかには虚偽の告発をするなどして、法的問題に発展させようとする場合もある。長時間の苦情や抗議の電話が授業中にまで及び教師の日常業務に支障が生じているほか、ストレスで体調を崩す教師も多い。今回の対策は、教師の負担を減らし児童生徒と向き合う時間を確保する目的がある。

理不尽な要求ってのは、具体的にこんなことらしい。

  • 毎朝、子供を起こして(母親の代わりに)学校へ連れて行ってほしい。
  • 子供は熱があってキツそうだけど、自分は忙しいので子供を学校へ行かせるから何とかしてくれ。
  • 卒業アルバムに自分の子供があまり写ってないので作り直せ。
  • 集合写真の真ん中がなぜうちの子じゃないんだ。
  • 自分の子どもを手厚く指導するために専用の教員をつけろ。
  • 我が子を学校代表にして地域行事に参加させろ。
  • 子供同士の学校外のけんかの怪我の治療費は、管理責任がある学校が払え。
  • 離婚した元夫婦が学校を訪れ、校長に「子供の親権はどちらにあるのか判定しろ」。
  • 使用禁止の約束を守らなかった携帯電話を取り上げると、「基本料金を日割りで払え」。
  • 休んだ1週間分の給食費を返せ。
  • 給食が必要だと言った覚えはないので、給食費は払わない。
  • 登下校時に友達とトラブルになるので、学校が送り迎えしてほしい。
  • クラスに気に入らない子がいるので、その子を別のクラスに替えてほしい。
  • 喫煙を注意されたが、人に迷惑をかけていないので指導は必要ない。
  • 授業妨害をする児童の母を指導すると『先生に魅力がないから』と反論された。


モンスター・ペアレントというのは和製英語らしいけど、人間のコトバが通じなかったり、突然意表をつく行動に出たり、人間のルール(現場の問題は現場で解決すべきで安易にエスカレーションすべきではないことなど)も通じない、まさに言い得て妙だな、と感心しますなぁ。。。ホント笑っちゃうな。
で、こうしてみると、見れば見るほど彼女は最強のモンスター・ペアレント予備軍だよな。
あはは。


理由はどうあれ、不感症不干渉無視干渉強制より絶対的に愛情を必要としないものだが、上司に指示支持されたので、俺は今後彼女を無視することに決めた。