souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

息子2号の覚醒

昨夜、次男が覚醒した。
それじゃ分んないなちゃんと話さなきゃな。


中学に入学して、彼はサッカー部に入部した。
この中学サッカー部と言うのがトンでもないトコロで、というか、トンでもないのは顧問のおじいさんなのだが。
そのおじいさんはこの道30年。サッカー部の顧問としては超ベテランである。しかもサッカーの選手経験は、ない。
勢い、練習の参加回数でレギュラーを決め、ポジションなどは固定して一度も変えず、経験豊かなOBたちの指導も公然と邪魔するような輩である。
中学のスポーツは教育の一環だ、生徒は規律を守るコトが旨と言い切る、まさに化石のようなおじいちゃんである。サッカーと言う、基本的に自由で、プレーヤーが瞬時かつ自発的にプレーを選択しないと成立しないスポーツのアプローチとしては、最も間違った方法論に固執しているのだ。川淵さんのこの文章の垢を煎じて飲んで、豆腐の角にアタマをぶつけて死んで欲しい。伸び盛りの中学生の「自由」を奪うことは、その「自由」の中で厳しい自律を学ぶ機会を取り上げることは、俺は大袈裟じゃなくそれ程までに罪深いことだと思う。


実は、それが判明したのがつい先日の保護者会なのであった。
まぁ、活動始めて1年経たないと説明の機会ももたない姿勢からして死亡なのだが、兎も角このおじいいさんの酷さ、絶望的な救いのなさに唖然として、コトバを失った。
俺はそのハナシを聞き、息子に言った。
学校のサッカー部を辞めて、クラブチームに入ったっていいんだぞ。サッカーが好きなら、やり方はいくらでも工夫できるんだから。極端に言えば、サッカーが好きじゃないならサッカー自体辞めたっていいんだぞ。
すると彼は、この言葉にキレた。
半年前お父さんは、お前の努力が足りないからレギュラー獲れないんだって言ったじゃないか。俺はそれから一生懸命、走ったり壁相手にキックを練習したりして、スキルアップに頑張ってきたんだ。酷いじゃないか。

いけね。。。
俺の悪いクセが出た。
状況が変わると、サッサと前言を翻して次の結論だけ言って、プロセスを説明しない癖のことだ。大人にだって誤解を生むのだから、中学生には乱暴すぎたな。。。


そこで俺は諭すように彼に話しかけた。
前と真反対のことを言って混乱させたのは悪かったな。でも、顧問のおじいさんの酷さが判明したのは今なんだよ。でさ、分ってしまった以上次善の策を考えようじゃないの。この後の2年を不毛に過ごすことは得策じゃないだろ。お前は俺のためにサッカーやっているわけじゃあるまいよ。確かにお前の地道な努力はレギュラー獲りには役に立たなかったかもしれないが、それでお前は確実にサッカーが上手くなったんだからそれでいいんじゃないのか。お前は本当にサッカーが好きなのか。好きなら環境変えてやることも一旦柔軟に考えてみろ。好きでもないなら、他に打ち込めるモノを見つけて、それに一所懸命にるっていうならサッカーは辞めたって構わないんだぞ。俺はちょっとだけ寂しいけどな。
すると、それまで泣きじゃくっていた彼は、ピタリと泣き止んで、ぼそっと、でもハッキリとこう言った。
確かに俺、お父さんの言葉に流されていた。
そしてこうも言った。
わかった。俺、いろいろ考えてみる。
もう、涙が出るほど嬉しかったねぇ。


遂に2号も覚醒した*1
最近声変わりしてグッと落ち着きが出てきた次男が、また一回り大きくなった。


おまけ。
2号クンは、学年末の成績があまりに悪いことも俺に見抜かれ、来期(2年生ね)の成績が悪かったら小遣いカットのコミットも思わずしてしまった。
やっぱり坊主頭になるかってクラシックな手法で揺さ振りをかけたのが効いたな。坊主になるぐらいなら小遣いカットの方がましだ!だって。まんまとひっかかりやんの。
冷静になってコトの重大さに気づいた彼は、今朝アタマを抱えていた。らしい。
遅いっつうの。ぬははは。


 

*1:ちなみに1号はとっくに覚醒し、今や冷静すぎて可愛くない程生意気だ。
それはそれでサイコーなのだけれど。