souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

RMのはなし続

こっちではTelcoがCATV会社に対抗していろいろとmiddlewareを出したけど、msのmicrosoftTVなんかも駄目だったし、元々力のあるCATVのサービスが改良を重ねていくことに対抗して顧客を全く奪えなかったんだ。IPTVの難しさはここにある。
でも新たな流れもある。ブライトコーブ*1は凄いぜ。インターネットでPCベースのダウンロードしちゃうんだから。こういうpureなwebserviceでは対抗できる余地があるんだ。特に日本ではCATV会社はそんなに強くないだろ。
そういうところまで視野に入れてサービスの提供形態を語るなら、webserviceのフロントにR社が立つのは自然に見えるな。顧客は上位レイヤサービスをワンストップで享受できるし、R社は上位レイヤサービスのマーケティングに関して一日の長があるからな。一方E社は、オペレーション会社として端末、HomeBox、pipeというインフラをしっかり提供することに加え、プラットフォームを死守しなけりゃ駄目だ。
何と明快な答え。正解はどうあれ(サービス出してユーザの反応見るまで、結局は判らないんだ)議論の結果、俺自身が自信を持って「現在の仮説」を語れるようになった(気がした)。それが大切なこと。


夜はPSとディナー。
彼は最近MDLを辞めた。正確に言うと取締役を降りただけで現在もAdviserの立場で関わるのだが、ほとんど顔を出すことはないらしい。本人も月に数十時間顔を出す程度と言っていた。現実には数時間なんだろうきっと。
おかしいとは思っていたんだ。こちらに来る前に出したメールの返事が漸く返ってきたのは一週間後、つまり先週の木曜だったし、RKに訊いても多くを語ろうとしない。RM曰く、fundingに失敗してリスクが多くなったので彼の意思で去ったんだと言う。いや、高給な彼を雇えなくなったんだという憶測を語る人も居た。面白い。こうなりゃ謎解きは本人の顔を見て判断しようじゃないか。去年のMDLの危機を救ってくれたお礼もキチンと伝えていないし、丁度いい。
彼に連れて行ってもらったのは、地元で評判のアジア系レストランシンガポール・スリングも、ラムのカレーもマンゴープリンも、本当に旨かった。インド人の彼は流石に国際人*2だけあって、旨いレストランもいっぱい知っていてTPOに合わせて選択もしてくれるし、舌も肥えている。やっぱり東洋人の舌の繊細さはアメリカ野郎とは比べ物にならないな、そりゃあそうだよ、と怪気炎をあげる。
シリコンバレーの起業のこと、XX人をコケにするジョーク、食い物のハナシ、風光明媚な観光地のこと、おしゃべりはとりとめもなく多岐に亘る。
今回2週間てのは結構長いじゃないか、そうなんだよ、これまで4回の中で一番長いさ、いっつもマネジメントだけやっていたから、今回はビジョンやコンセプトの落とし込みを実際にしっかりとやりたくて来たのさ、そりゃあ大切なことだよ、マネージャーたる者バランスが大事さ。。。彼は良くわかっている。
それにこんなことも言ってくれた。皆んな変わったところはなかったか、疑問に思ったり変だと感じたことはなかったか、俺でよければ何時でも俺なりの(裏)情報を提供するぜ。。。多様な文化で揉まれたであろう彼は、人間関係が最も大切で最もデリケートで、そして最も威力を発揮することを判っている。
こういうことを言ってくれたのは、本当に嬉しかった。今回で彼と会うのは3回目なのだけれど、たった3回でも判るヤツは判るんだなぁ。やっぱ頭のいいヤツと話しているのは楽しいなぁ。
今度来るときは事前に言ってくれればお薦めのレストランや宿やスポットを教えてやるぜ、とお互いに言いながら、変わらぬ友情を確認し合って、別れたのだった。

*1:ここにも記事あり

*2:インドの大学を卒業したが、ロンドンで学んだこともあるし、パリで働いたこともある。アップルに勤めていた頃には新宿にもしばしば来ていたらしい。ここ最近十数年はカリフォルニアに住んでベンチャーの立ち上げやコンサルティングに奔走しているという。