souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

脳死ゾンビの悪夢

考えない方が、楽。 厄介事は「先延ばし」が基本。
そんな声が聞こえてきそうだ。


俺がショックを受けたのは、朝日新聞の「カラ出張 返納3億円『放置』」というあまりに情けない記事である。要旨を引用するので、バカバカしさ加減を笑って欲しい:

96年に県職員の「カラ出張」問題が発覚した群馬県で、不正に支出された費用を職員が自主返納したうち残余金3億7600万円が、使途が決まらぬまま9年以上手つかずの状態だったことが、わかった。預金通帳を歴代の総務課長が引き継いできたが、「誰の意見を聞いて検討すればいいのか」などと悩むうちに、結論を先送りしていた。(中略)96年11月、市民団体の指摘が発端となり全庁的なカラ出張が発覚。(中略)庁内調査で不正と認めた金額は、調査対象とした 94〜95年度の2年間で約7億1700万円に上った。当時の副知事が「自主的に返還する」と呼びかけ、県民も含め幹部職員と退職者ら約3千人から約9億8700万円が集まった。(中略)県職員労組がカンパや闘争資金から取り崩した約1億5千万円と合わせ(中略)利子分を上乗せした計7億6700万円を(中略)「自主返納」という形で県に返した。(中略)ところが差額の約3億7千万円はほかの使途や返金などを決めずに、事実上放置されてきたという。(中略)小寺弘之知事は「出資者は不特定多数。気持ちをそんたくし、県民も納得する形で使わせて頂きたい」と話すが、結果的に9年間、アイデアひとつ満足に出なかったことになる。

失墜した信頼回復のためにやるべきこと、ポジティブに言えば、「公僕が血税を使い込んだ」という「これ以上落ちようのない程恥ずかしい状態」からの失地挽回するための「企てごと」は、山ほどあるだろう。
ちょっと考えれば、単純な寄付や基金から、記念事業の原資に充てることまで、行政シロートの俺でも100や200 の使い道は思いつく。雇用対策や福祉対策という全く記念的でない使い道だって、情報公開さえ伴えば、県民の納得など簡単に得られるハズだ。自分で何も思いつかない馬鹿者ですと開き直るなら、百万歩譲って「最初にカラ出張を指摘した市民団体に一任!」という太っ腹だって、何だっていいではないか。


この、「考えない」馬鹿者の圧倒的な闇。日本はこれに支配されているような気がしてならない。


靖国問題中韓のみならず米の不快感まで醸成し国際孤立に陥った幼稚な政治家。それを熱狂的に支持した国民。
サッカー日本代表の「考えない」選手たち。勝てないのが雇われ店長の責任かのごとく「オシム語録は終わりだ」と騒ぎ立てるだけの馬鹿なマスコミ。
卑近なことで言えば、俺の職場にも恥ずかしながら「考えない楽チン状態を脳髄反射的に選択している」脳死ゾンビがウヨウヨしている。このゾンビども、「そんなに頑張っても何にも変わらないよ」と一所懸命マトモに考えようとする「人間」までをもゾンビ化しようと、ご丁寧に徒党を組んで襲ってくるので、まったく油断できない。毎日が「戦い」だ。いや決して大袈裟でなく。ゲリラ戦も、戦果が実感できればまだ救われるが、疲弊してくる。死ぬまでゲリラ戦は続くのだろうか。


余談ながら、真相究明に躍起になっている岐阜の闇*1も、喉もと過ぎれば何とやらにならないよう、切に願う。

*1:岐阜県の裏金問題
あきれる記事
ここも詳しいです