souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

W杯開幕<日本編 #1>

以前にも書いたが、俺が一番見極めたいのは、2002年の梅雨、宮城スタジアムに置き去りにされた問いの「答え」を見つけることだ。


今回、日本は開催国枠で出場した前回と違い、シード扱いではない。だから優勝候補と目されているブラジウとも同組に入っている訳で、「前回のベスト16もまぐれであり、今回は実力でベスト16へ行けることをまずは目指すのだ」という論調を呼ぶ遠因にもなっている。
でも俺は、そうは思わない。
たとえ2002年が恵まれている組に入った幸運の賜の成果であったとしても、それを再検証することに何の意味があろうか? 「実力で」って、いつまでその検証作業を続けるの? 10回連続出場して「死のグループ」でもそれを証明しろって? こういう「どこまで行っても堅く考える」マゾヒスティックな日本人のメンタリティには、しばしば辟易する。
むしろ、一次リーグ突破が叶った途端、思考停止し暴走した監督(トルシェのことね)、それに有効なカンフル注射をできなかった協会、自分のアタマで考える能力が無かった選手たち、それら諸々のことを省みようともしなかったファンや世論、そこを問題視しようではないか。それら呪縛をどう打破するかが、日本のサッカー界で何よりも大事なことだと信じるからだ。
特に、今回の代表選手には明日を担う若手が極端に少ない。そういう意味で「未来の可能性も犠牲にしてこの大会にピーキングした」訳で、気持ちとしては、ベスト4ぐらい行ってもらわなきゃいけないと思っている。本気で。
余談ながら今回の状況は、メキシコ五輪に似ている気がする。東京五輪の後の貯金で、しかもメンバをほとんど変えずに臨んだメキシコ五輪で、日本は3位に輝き、釜本が得点王を獲得したんである。また同時に罪も深い。その一瞬の輝きの後、日本サッカーは暗黒時代を過ごしたのだ。同じコトを繰り返してはならない。


結果はわからないよ。もちろん。
一次リーグで言うと、3勝も、3敗もありうるだろう。豪州に負けることも十分ありえるし、同様に、王者ブラジウに勝利するコトだって、決して夢ではない。
それがサッカーだし、そこに蹴球的熱狂の醍醐味が集中しているんではないか。


もう一度言おう。
決勝トーナメントまでも見据えて戦える初めての大会なのだ。謂わば。
アジアチャンピオンとして、堂々と戦ってほしい。
目標はもちろん、優勝である。