souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

この2年で一番嬉しい日

思えば、上司から「弊社の新しいビジネスのネタを検討せよ」とお題を頂戴したのは、かれこれ2年近く前。このブログを書き始めた2004年の秋であった。当初、このプロジェクトとの関わりは、ヘッドワークが中心であった。
理性は感性に敵わない。百聞は一見にしかず。
2005年1月のCES出張の際、シリコンバレーの新サービスの息吹きに触れ、ハンマーでアタマを殴られたようなショックを受けた。本格的に、というか乗り遅れては取り返しのつかない「大きな波」が来ている!と痛感した瞬間であった。俺は起業家たちのその“ライブ感”にクラクラ来た。打ちのめされた。
経営のスピード感。ユーザ本意のサービス高度化意思決定プロセス。
端的に言うと、「西海岸の起業システム」と恋に落ちたのだった。


で、大変だったのはそれから。
西海岸で惚れたおんなを日本に紹介しようとも、島国根性の塊みたいな石器時代人たちには、どうにも伝えきれないのだ。ここにも書いたけど、気の遠くなるような絶望感に苛まれた。
曰く「お前カブれやがって」。
曰く「ポン引きに騙されてんのがわかんねぇのか」。


かくして、昨年4月の中間報告で取締役に
正式にプロジェクトをストップ
と言い渡される。
脱力し、途方に暮れる部下。
取締役の下の部長もオロオロするばかり。「上がそう言っているんだから。。。」と、まるで当てにならない。
そんな中、俺は不思議と焦りはなかった。機が熟していないだけ。


風向きが急に好転したのが、昨年12月。
4月に「やめろ」と言った取締役その人の口から、進めていいとの恩赦を賜ったのだ。
キッカケは、今だによくわからない。
4月の駄目出しからこの方、このプロジェクトのコンティンジェンシーを地道に検討・開発してきたことが功を奏したのかも知れないし、たまたまこの時期のプロジェクトのパートナーの再提案の内容がローリスク(コストが安いとか)と映ったのかも知れない。
でも、正直かつ誤解を恐れず言えば、キッカケなんてどーでもいいんである。
大切なのは、潮目の変化にいち早く気づくこと。そして、その波に乗っかり、利用し、実績を挙げること。
結局年明け2月に再開したこのプロジェクトは、年度内に終了する予定を2ヶ月オーバーランし終了。今回のデモンストレーションは、このプロジェクトが次フェーズへ進むために必要かつ重要なマイルストンであった、という訳である。


果たして、臨席する取締役を尻目に、副社長が継続検討を承認。矢張り、感性に訴えるデモは幹部の目から鱗を落とすのに、非常に有効であった。
またもやTeamSouxouquitはシリコンバレーを行ったり来たり
というワークスタイルに戻ることになる。


それに、次フェーズは、インプリメンテーション。
実際に潜在パートナーとビジネススキームを詰めたり、マーケット戦略を煮詰めたり、「細部に魂を籠めていく」作業が続く。


面白くなってきた!!!