souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

ロスタイムの大逆転

洗小FCの代表チームの最終戦。ロスタイムに、いずれも左CKから立て続けに2得点。0-1からの大逆転で2部残留を決めた。
子供たちに「大一番」のハッパをかけるも、スロースターターの悪い癖が出た。後半の立ち上がりなど、攻勢の時間帯にキッチリ決められず、エンジンがかかったのは残り10分、先制点を見舞われた後だった。ところがそこからの子供たちの集中力は素晴らしかった。正確に言えば、素晴らしいというより、ある種の「凄み」さえ湛えていた。気迫が伝わる試合展開で、俺は負ける気は全くしなかった。ただ、引き分けでは駄目なのだ。勝たなければいけない。なるべく早く追いつきたい。つまり、いつ同点に追いつけるか、それがポイントだった。
同点は、恐らくロスタイムギリギリだろうと思う(途中のGKの負傷に伴うロスタイムを主審がどの程度見ていたのか不明だから)。敵キックオフで終わりかと思ったが、敵から猛然とボールを奪い返したMFがそのまま突っ込んで、GKと1対1。GKと交錯して負傷した彼の頑張りが、CKとなって、最終的に劇的な逆転が完了した。
おそらく主審も「切りのいいところ」でタイムアップの笛を吹くつもりで、タイミングを逸してしまったんだろう。だけど、負傷した子供の様子を診にフィールド内へ入った俺は、そこに漂っている異様な密度のオーラ、凄いことが起こっている!という独特の張り詰めた雰囲気を、痛いほど感じていた。あ、この最後のCKでひょっとするかも、と、その時俺は、本気で信じていた。


勿論こんな試合、めったにない。しかし、何年かに一度、ある。確かに、2年前にも、格上のチーム相手に、残り10分で2点差を逆転した試合も、鳥肌モノだった。こんなことを味わってしまうと、コーチ業を辞められなくなってしまうのだよなぁ。


教えているつもりで、実は教えてくれている子供たちの頑張りに、感謝。