souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

トンでもなく高いDFライン

洗小FCの新5年生の練習試合での事。
同じ対戦相手に3試合挑んだのだが、1試合目は引き分けだった相手に、2試合めに大敗を喫してしまった。安定しないディフェンスラインに課題があるのは明らかだった。
指揮官と俺(アシスタントコーチ)は、「こりゃ堪らん、MFから誰かDFにコンバートするしかない」とある選手(仮にMくんとしましょう)を急造DFに抜擢した。
3試合目のキックオフ。開始1分も経たないうちに失点。がっくり肩を落とすベンチ。でも、そこからちょっとしたミラクルが始まったのだ。
やっぱりMくんには荷が重かったか。横から教えよう、いい機会だ。副審がいない方のサイドで、俺はずっと付きっきりで「指導」し始めた。
ほら、DFがクリアしたこの瞬間にハーフウェイラインまでDF上げよう、苦しいけど、ラインを上げてから休むんだよ。相手に攻め込まれても、ズルズルとラインを下げずに、トップスピードに乗る前にスローダウンさせよう。相手サイドに攻め込んでいる時間帯は、ディフェンスラインを高い位置で保つこと。それと、サイドを中に絞っておこう。サイドは突破されてもある程度捨ててもいいからな。などなど。
するとどうだろう。DFの押し上げによって、中盤が極くコンパクトに保たれ、結果的に、逆襲を喰らう時も早い段階でプレッシャーをかけられるようになったのだ。おまけに、攻撃面でもボール支配率が上がって、リズムが出てきた。終了直前に同点に追いつかれたが、ほとんどの時間帯、試合を支配できていたのは誰の目にも明らか。何人かのコーチからは「これ程までに変わるモンだろうか」と感嘆の声まで漏れる、そういう試合が展開できたのだ。


実は、俺自身が一番びっくりした。
この子らの潜在能力を侮らず、戦術面でも、教えられることは教えていこう、と固く誓った試合でありました。