souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

贈る言葉

異動する部下を交えて、またも呑み会。非公式なモノも含めこれで3度目。あはは。果たして肝臓はもつのか???

彼は、俺の片腕だった。随分と足りない部分を補ってくれた。

呑み会の最後の挨拶の際、涙をうかべて彼はこう言った。
「至らないところもあったと思うが、みんなのお陰でここまでやってこれた。」


そう、彼は、ともかく一所懸命だった。
戸惑いの中。慣れない業務内容と慣れない業務プロセスと慣れない人間関係の中。彼が俺のチームの一員だった2年間は、彼にとっての「未知の領域」への挑戦の日々だった。大袈裟に言えば、これまで人生で体験したことのないチャレンジだったろう。
翻って、俺の接し方はと言えば、決して褒められた代物ではなかった。時には、というよりしばしば、彼にとって必ずしも得意なやり方でない方法も無理強いした。かなり乱暴かつ継続的にかつ手を抜かずに、だ。「鍛えた」と言えば聞こえはいいが、それは「シゴキ」に近かったかもしれない。


その挙句の果てに、彼の感謝のコトバである。


気の利いた言い回しなどない分、ストレートに響くコトバ。
一歩づつ着実に取組む姿勢を示すことによって、そのことを静かにしかし如何なる方法より雄弁に語る。その苦労を知っている者には、それで十分。
言い古されているが、「教えているのか教わっているのか」判らないぞこれは。

こう言われると、ずるい。「俺のほうこそ感謝しているぞ」なぁんて言っても格好つかないし。


まぁ、格好つけなくてもいいか。