souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

ダンカンのはなし<続>

ある産業分野が革命的にパラダイムシフトを起こし、その分野のビジネスが花開くことが度々ある。これにはいくつかの法則がある。この法則は、アメリカの近代には繰り返し起こっており、歴史が証明している。曰く:

1.普及率が10%を超えると、その分野はブレイクする。

  • そして、順調な成長を遂げるが、やがて市場は飽和する。これを称して「S字カーブ」と呼んでいる(横軸:時間、縦軸:普及率)。

2.ブレイクする前後で株式市場は熱狂し、第一次バブルが起こる。

  • このバブルはインフラ整備の期待感から起こり、普及率が期待感に追いつかず、やがてはじける。
  • 但しバブル崩壊後もこのリアルな成長はゆっくり着実に進行する。

3.普及率が50%を超え飽和に近くなる時に、第二次バブルが到来する。

  • このバブルは、整備がある程度進んだインフラの上で提供されるアプリケーションへの期待から引き起こされる。

4.第一次バブルで成功した企業は寡占状態を形成し暫くマーケットに君臨するが、やがて業績が悪化する。

  • むしろ永続的に栄えるのは、第二次バブルの勝ち組である。

5.2005年現在注目している産業分野は、ズバリ3つ。

    • インターネットアドバタイズメント
    • ワイヤレスアプリケーション
    • ブロードバンドアプリケーション
  • このうち、BBアプリが一番最後にピークを迎えると思う。今は株価は底値。これから真の勝ち組が決まる非常に大事な時期。ここ2〜3年が勝負だろう。また、この3つは相乗効果が期待できる。

ダンカンの説明はクリアで語り口には独特の説得力があるのだが、こういった見方自体は独特という訳ではなく、西海岸の大抵のVCは同様の見方をしているらしい。ということは、明確な事業ビジョンがあれば、VCは喜んで投資の対象と捉えている、ということ。「日本のリーディングCo.」のブランドを行使して「この分野をリードする」と宣言すれば、金すらも出さなくてもいいかもしれない。
そんなことをVCの人たちは思っているらしい。

危ないハナシには、気をつけた方がいい?
それとも期待しちゃう?

ギャンブルの街ラスベガスから、souxouquitのレポートでした。