souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

お客さん、もうカンバンですよ!

平年より一ヶ月も早い「春一番」の嵐が吹き荒れる六郷土手に、大田区の全32チームが集った。洗小FCは1次リーグを勝ち抜け、結果的に、いずれ劣らぬ強豪と計6試合も手合わせする機会に恵まれた。
大会の主旨に照らせば、もう、それだけで大満足である。
というより、満足すべきである。
何しろ「6年生卒業大会」なのだから。


ところがところが。


何ということだろう。このチームの貪欲さは誰にも止められない。
相手エースを見事に封じて強豪チームから「勝ちに等しい分け」を捥ぎ取り、反対に、フィニッシュの精度が悪い惜敗ゲームには涙を流し、勝ちきれない「負けに等しい分け」に歯を食いしばり、最後には、サドンデスまで縺れたPK戦までモノにしてしまった。
徳持戦など、今年度の「ベストゲーム」の一つですよ。


成績で言えば極く平凡な「2勝1敗3分け」。ただし実際は、リーグ戦に匹敵する、いや、短期決戦であったが故に、リーグ戦以上の内容と可能性を凝縮した、スリリングな6試合であった。


悪乗りした監督(わたくしのことです)は、これまでほとんど試していない究極の [4-2-3-1] システムを試しまくった。とてもフィットしたんだな、これが。
攻守のバランスが非常に良い。
考えてみれば、中盤にもう一人タレントを配することができれば、2ボランチの負担を減らしつつ、もう1ランク上のチーム作りが出来たに違いない。


どこまでもポテンシャルを感じさせるこのチームは、でも、もう解散してしまう。
悲しく寂しいことだけれども、それは事実なのですね。
まだピンと来ないのですが。


しかし、待て。


洗小FCというチームは解散しても、貪欲で、自由で、主体的で、チャレンジする嬉びに溢れた「洗小FCの遺伝子」は、必ずやどこかに受け継がれるんじゃないか。
例えば卒業生のプライドの中に。
残される下級生のファイティング・スピリットの中に。
あるいは父母やコーチの気持ちの中に。
大田区サッカー協会の伝統の中に。
対戦相手選手との友情の中に。


ところで、この店、ホントにもう終わり?
もうちょっとだけ呑めません?