souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

Thomas Harris 3部作

★★★★★最高傑作 これぞ映画!  
★★★★☆素晴らしい また観たい 羊たちの沈黙 ハンニバル
★★★☆☆並 積極的には観ないな レッド・ドラゴン
★★☆☆☆多分もう観ないかも  
★☆☆☆☆観るに値しない 最低  
番外 観ていない 刑事グラハム/凍りついた欲望
羊たちの沈黙」は言わずと知れた91年オスカー総なめの傑作。
トーキング・ヘッズの「ストップ・メイキング・センス」を監督したジョナサン・デミによる「羊」は、評判どおりの素晴らしいサイコスリラーだったけれども、FBI研修生クラリスの物語として、また、プロファイリング手法のご紹介によってジョディ・フォスターの映画になってしまった点がいかにもアメリカ的で、個人的評価としては5つ星を逃す。


2001年の「ハンニバル」は、アンチ・ヒーローものの傑作だ。
エンディングのどうしようもない陳腐さは最低ながら、フィレンツェの華やかな雰囲気と、無茶苦茶アクティブな「カニバル・ハンニバル」の魅力たっぷり。この映画的興奮は、流石リドリー・スコットと言わざるを得ない。大作を手がけるといいですねぇこの人。


「レッド・ドラゴン」は、前2作の中間的アプローチかな。
製作順では最後でも時系列では第1作に当たる訳で、その制約も大きかったのか、若い「ラッシュ・アワー」の監督には荷が重かったのか、中途半端な印象。
ただ同時に、レクター博士の逮捕エピソードもたっぷり描き、ハンニバルというキャラクターのファンには堪えられない面もある。惜しいのは、盲目のリーバの左手に光る腕時計。あれで一気に興奮が冷めた。はずしていれば、4つ星だったかも。
何れにせよ、あまり期待しないで観れば「結構いいじゃん」、期待過度だと「何だこれ」的映画の典型なんじゃないでしょうか。


レッド・ドラゴンは、「羊」以前、86年に「刑事グラハム/凍りついた欲望」の名で、一度映画化されているらしい(しかし何ちゅうタイトルだ)。
最低との評判のこちらも観たい。