souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

「私をスタジアムに連れてって」編

皆さん、2003年も元気に蹴球的生活?を送っていらっしゃると思います。
さて、最近では、サッカーの試合のTV放送も増え世界の一流プレーも手軽に観られる状況ですが、スタジアムに行けばそこは別世界、昔も今も変わりません。とても楽しく、サッカーの味わいがグッと深くなります。でも、「何だか怖そう」だとか「面倒くさい」と尻込みしている方も多いハズ。そこでスタジアム観戦歴100試合以上(でもTコーチやOコーチには負けるかな?)のコーチSが、Mコーチとキックオフ編集部に煽てられ、恐れ多くもお贈りするスタジアム観戦の極意?です。始まり始まり〜。


■スタジアムには早めに行こう
試合が始まってから席を探してウロウロ、後ろのお客さんに「座れバカヤロー」と罵声を浴びせられ・・・こんな状況では試合に集中できず、前半はロクに観戦できません。スタジアムには早めに行くこと、これはもう楽しい観戦の基本です。
席種にもよりますが、自由席ならキックオフ1時間前、指定席でも30分前には着席したいものです。サポートチームのグッズなんかもすぐ売り切れたりするので、そういう意味でも早めに行くのが吉です。
とにかく、お弁当やビールを用意し(スタジアムの中はバカ高いのでできれば外で調達することを薦めますが)トイレも済ませ準備万端ゆったりと着席し、試合前の雰囲気を堪能しましょう。客席の盛り上がり、天候、アップ中の選手のコンディションなどチェックすることは沢山あって、ワクワクドキドキ、試合前のこの時間が実は一番楽しかったりするのです。


■席にもこだわろう
席にも好みがあるので、どこが「良い席」かは一概には言えません。
例えばゴール裏席は、熱狂的サポーターが陣取る場所なので、試合そっちのけで大騒ぎしたいとか、何もかも忘れてしまいたい場合には最適ですが、まずゆったり座っての観戦は望めませんし、喧しいし、下手するといろんなモノが飛んできたりします(本当!)ので、特に子供連れでの観戦にはお薦めしません。
また、お目当ての選手がいたりする場合は、ピッチにできるだけ近い席が好きな方もいるでしょう。三ツ沢やカシマ、埼玉2002などのスタジアムは陸上トラックがなくびっくりするほど選手が近くに見えるので、「愛しのベッカム様ぁ〜」状態で最前列カブリつきもいいかもしれませんが、やはり反対サイドはほとんど見えません。
何と言っても一番のお薦めは、バックスタンドの最上段。国立競技場で言えば、「聖火台」の位置、これです。
どのスタジアムでも、貴賓席や記者席があるメインスタンドに比べバックスタンドの方が広々としている(つまり席数が多い)し、おまけに安かったりするのです。で、何故最上段かと言うと、ピッチが隅々まで見渡せる最高の位置だからです。できるだけ左右に寄らない、できればハーフウェイラインの真上、これが最高です。
何?ベッカム様の顔が判別できないって?
そりゃそうですけど、どうせビデオ録ってるでしょ。プロのカメラマンに任せればいいのですよイケメンのアップは。折角スタジアムへ足を運んで早くから待っていたのですから、TV観戦と別の楽しみ方をしたくはありませんか。
そう、フィールドが隅々まで見渡せるこの位置からは、
おっ大胆にオフサイド・トラップかけるなぁ
とか
FWとMFとDFのスリー・ラインがきれいに並んで崩されていないな
とか
両チームとも極端にライン上げてるな、だいたい30mの幅にGK以外20人が閉じ込められて密集してるよ
だとか
あの右サイドのウィングバック、逆サイドボールの時も動き出しがえらく早いなぁ
だとかといった『TVの画面に収まりきらない選手の動き』が手にとるように判るのです。スタジアム全体を「超大型ワイドスクリーン」で俯瞰する位置、それがバックスタンド最上段なのです。


■試合はテーマをもって観よう
スタジアムに足を運び、選手と他のサポーターと一体になって観戦する雰囲気、とりあえずはそれだけで大興奮! OK! なのですが、もう少しだけ試合を深く味わいたかったら、試合が始まる前に予めテーマを決め、そのことに注目して観てみましょう。
何でも良いのです。
「中田カメラ」のようにある特定の選手をずっと追っかけて観る、ディフェンスラインの上げ下げを観る、ボランチ2人の連携を観る、オフェンス陣の「スペースの作り方」を観る、サイドプレーヤーの「爆発的フリーランニング」を観る、監督の采配を読みながら観る。その視点がどんなものであっても、サッカーのより深い魅力発見に繋がることは間違いありません。


■試合後も十分に余韻を楽しもう
スタジアムの帰り。イヤですよね電車も混むし。そんな時には、オフピークにかこつけ飲んじゃいましょう。
例えば、東京スタジアム(現味の素スタジアム)の帰りは飛田給駅に向かわず調布まで2駅分甲州街道をテクテク歩き、駅前の中華料理屋に入ってしまう。するとそこには同じコトを考えて既に陣取っている別のサポーター集団が居たりして、仲間内だけでなく大騒ぎで試合を振り返ってああでもないこうでもないって始まる。こういう余韻の楽しみ方もすごくいいものです。
別に飲まなくたって、スタジアムの周りでウダウダしているだけでも楽しい。静岡のエコバでW杯を観戦した時も、息子2号が若いお兄さんと勝手にお友達になって、出口付近の芝でボール蹴り始めました。それをぼ〜っと眺めていた30分ぐらいの時間、それは試合そのものにも匹敵するすごく気持ちのいい、思い出深い時間でした。


いかがですか。スタジアム観戦は楽しい。たかがサッカーの試合ですが、TV観戦では味わえない自分だけの『体験』になるはずです。
今年は日本代表のテストマッチも多く組まれていますし、お気に入りのJのチームや代表をスタジアムでサポートしながら体感してみてはいかがでしょうか。