souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

Stephen King

★★★★★最高傑作 これぞ映画! ショーシャンクの空に ニードフル・シングス ペット・セマタリー
★★★★☆素晴らしい また観たい シャイニング シャイニング(TV版) グリーンマイル 痩せゆく男 ミザリー ダーク・ハーフ
★★★☆☆並 積極的には観ないな スタンド・バイ・ミー キャリー ザ・スタンド ゴールデン・ボーイ
★★☆☆☆多分もう観ないかも IT キャッツアイ ローズ・レッド
★☆☆☆☆観るに値しない 最低 バトルランナー(観た中ではこれが間違いなく最低、シュワちゃん主演のおバカ映画)
番外 観ていない いっぱい
中でも、"超駄作"の誉れ高い「地獄のデビルトラック」は是非見たいぞ!
モダンホラーの"王様"、リアルな映像より強烈にヴィジュアルイメージを主張できるキングの本は、これまで様々な監督によって映画化が試みられてきた。中にはデ・パルマの「キャリー」のように、出世作になったものもある。監督も自然と気合が入るからか、概してキング原作の映画はデキがいい。


しかし、ちょっと待て。キングの評価はそれだけではない。
緻密な人物描写がキングの大きな特徴である。ここが、また評価の分かれるトコロ
つまり、キューブリック版「シャイニング」vs.TV版「シャイニング」、どっちがいいか論争である。(全く強引な論理展開だな我ながら。でもキングだしな。超常現象まで「何でもあり」だからな。)


キューブリックは、良くも悪くも映画を"自分のモノ"にしてしまう。
「2001年」もそうだったではないか。可哀想に作品を寝取られたA.C.クラークは、モノリスの幻影に悩まされ、未練がましく 2010、2061、3001年 と醜態を晒した。


どうやらキングも同じだったらしい。


キューブリック版「シャイニング」に激怒したキングは、製作総指揮/脚本を手がけ出演までして長尺4時間のTV版を作り、主人公ジャック・トランスがホテルに呪われ狂気へ至る過程を丁寧に描いた。
だから、人物描写はTV版の圧勝。
でも「映像から滲み出る美しい恐怖」は、圧倒的にキューブリックの勝ち。
キャストとしては、キューブリック版のニコルソンの凄まじさ(あれは演技だろうか「地」だろうか)と、TV版のウェンディの美人度(キューブリック版のウェンディは別の意味で怖い)にて引分け。
という訳で、両者同点です。あはは。


アヴェマリアをBGMに刃物を振り回し殺し合う2人の女。炎上するキャッスルロック。「ニードフル・シングス」は原作、映画共に素晴らしい。
何が素晴らしいって、リーラント・ゴーントを化け物として描かなかった点ですね。
これを決定的に間違えて評価を著しく落としたのが「IT」です。
あの蜘蛛のハリボテで一気に映画的興奮が冷めます。


人間の愚かなまでの哀しさを描ききった「ペット・セマタリー」も、シワタネホ(Zihuatanejo)を世界に知らしめた「ショーシャンク」も、異論の無いところでしょ。


グリーンマイル」はあと30分短ければ完璧だったんだけど。


「痩せゆく男」は怖い。ジプシーの呪いも痩せ方もすんごく怖い。後半がちょっと駆け足になっちゃったけど、ラストは秀逸。


ロブ・ライナー監督作品としては、「スタンド・バイ・ミー」より「ミザリー」に軍配が上がる、絶対に。キャッシー・ベイツの怖さは半端ではない。


「ゾンビ」のジョージ・A・ロメロ監督の「ダーク・ハーフ」も秀作。
こういうイタリア系キッチュな作りにおいらは弱い。