souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

TAKS初ギグ

12月8日と聞いて何を思うかで、その人の人生が判る。
ちょっと大袈裟か。
ジョビンの命日!と叫ぶ人は、人生がボッサノヴァな人だ。
パールハーバーを思う方も少なくなかろう。
<最近知ったんですけど、ジム・モリソンの誕生日でもあるらしいです。何たる偶然!(2004.9加筆)>
でも、おいらにとってはもちろん、ダコタハウスの惨劇である。


考えれば、あれからもう20年経つ。その間おいらは何をやってきて、何をやってこなかったのか。毎年振り返らせてくれる日である。
おいらにとっては、ある意味元旦より重い日だ。何しろ世間が騒いでいないので、ゆっくりじっくりジョンと対話できる。自分自身に対峙できる。


のっけから話が逸れた。


2000年12月8日金曜の夜、TAKSは神泉のライブハウスLanternにて開催された「ジョンレノン追悼20周年記念追悼ライブ」に出演した。
出演といっても、「ウチは8時から12時まで音出せますから、その間に出てくれれば何時でもいいですよ、何曲でもいいです、飛び入りでギター抱えて弾き語りする青年とか、セッションはじめちゃったりするオジさんとか、ウチのお客さんいろいろいますから」という店である。要するに、ほとんど「楽器が弾けるカラオケ飲み屋」状態なのである。
それでもおいらは嬉しかった。
94年に別のバンドで出演したLanternが、今も元気に営業していること。
神様ジョンの命日に、そのことに因む過ごし方ができるしあわせ。
それと、何と言っても、TAKSをお披露目する最初の機会となったこと。


5月の結成以来、7ヶ月もたつのにリハはたったの11回しかしていない。ほぼ3週に1回のペースだ。
中途半端に責任が重くのしかかる、30代中堅サラリーマン4人組の精一杯である。それでも直前には週1ペースで詰めこみ、ビートルズナンバー4曲を仕上げた。


さて、当日。早々に8時ごろからお店に入っていたTachikawaは、10時すぎの出番までに、立派な酔っ払いと化していた。
どうやら、嬉しかったのはおいらだけじゃなかったようだ。


1曲目「Hey Bulldog」。
まずまず。オープニングとしちゃあ、こんなもんでしょ。


2曲目、走る走る。
全員が超スピードで、彼方へ飛んで行ってしまった。もはやこれはロックンロールではない、パンクだ(因みに曲は「Slow Down」、あっはっは)。


3曲目「Sgt. Peppers' Lonely Hearts Club Band」。
演奏は落ち着きを取り戻しまずまず。
"ペパー軍曹は20年前の今日バンドに演奏を教えました"って、今日のシチュエーションにぴったりの歌詞だなぁ。あれっ?Tachikawaがヴォーカルマイク振り回してる。何でだ?あっマイク客席に投げちゃった・・・
Tachikawaが序々にだが確実に壊れ始めた。


4曲目「Helter Skelter」。
前の曲から怒涛のメドレー。
もはや修復不可能なTachikawaの壊れ方。
マイクのささっていないスタンドにいくら叫んでも声拾わないよ。曲が終わってもベースをかきならし続けるTachikawa。


おーい、おしまい、もう終わりだよ。


ステージが終わったあと、店のオーナーのMC「じゃあ、15分休憩しようか」。ドッと客がうける。


TAKSは初ギグにして、既にスーパーバンドの片鱗を見せ始めた?!