souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

今日の温泉銭湯

この銭湯は、なかなかすごい。第一相模湯である。
ここの売りは何と言っても「高温の天然黒湯温泉+低温の人工炭酸温泉」の二重奏である。


湯船の横に産経新聞だかの切抜きが拡大パウチっ子してあった。ここの主人曰く

大田区南部のこのあたりは、黒湯の温泉銭湯が当たり前。それだけではお客に飽きられてしまう。何とか差別化を図るために2006年、400万円程投資し『人工炭酸温泉』の導入に踏み切った。

とのこと。その姿勢が素晴らしいではないか。何とも庶民を泣かせるではないか。全くどこかのインチキ銭湯に爪の垢を煎じて呑ませたい、そういう感じである。


ところで、いったい人工炭酸温泉*1とは何ぞや、というハナシである。
どうやら端的に言ってしまうと、炭酸ガスを湯に溶かすだけである。水中の炭酸ガスが皮膚から体内に吸収されると、「身体が疲れている証拠」として体内のメカニズムが代謝を上げる、結果的にポカポカ感がいつまでも持続する、ということらしい。最近では「炭酸ガス温浴効果」を謳った入浴剤などもあるようだが、何も余計なモノを添加することなく自然なことが、かなりいい感じじゃないか。
お湯に入るとビックリするぐらいぬるい*2訳だが、10分もすると汗が滝のように流れてくる。半身浴で十分である。なるほどこれが「低温でも温まって心臓の負担の軽いα波出まくりリラックス湯」の正体である。
俺はこう見えても理系なので知っているのだが、炭酸ガスというのは不思議な気体で、低温の方が水に溶けやすい*3。その点でも、水温は抑え目な方が、身体に吸収される炭酸ガスの効率はいいのだろう。


新しくキレイなのだが、駐車場がないことと、湯上りに微かに鼻を衝くカルキ臭が評価を下げている。惜しい。


23区の温泉銭湯21ヶ所制覇!

*1:実は、人工炭酸温泉を都内で初めて導入したのは江東区の白山湯らしいのだが、こちらでは天然温泉は湧き出ていないため、文字通りの『人口温泉』である。

*2:大体38℃程度。

*3:実はこんなことは誰でも知っている。お燗したビールは呑めたものではない。