souxouquit’s blog

オヤジロッカー souxouquit の蹴音映書網業泉食考♪

Rブラッドベリ死去

華氏451度、R(ロケット)、S(スペース)、ボディエレクトリック、とうに夜半を過ぎて。。。 少年の夢がいっぱい詰め込まれた、その抒情はノスタルジックですらあった。大好きだった。 心より冥福を祈りたい。

村上春樹「非現実的な夢想家として」

カタルーニャ国際賞のスピーチを全文掲載しておこうと思う。 とても強い決意だ。 ジョンが“You may say I'm a dreamer”と歌ったことを思い出す。徹底的にこの態度を貫くその覚悟は、もちろん小説家という職業も後押ししているのだろうけれど、ガンジーの無抵…

ウェブはバカと暇人のもの

高校の頃、こんな趣旨の論説文を読んだ。若しかしたら国語の試験問題だったかもしれない。 ちょっと、科学万能な風潮に対するアレルギー反応的な文章ではあるが、俺は「定量的な観点のないゼロ/イチ野郎には有効な批判だな」と強烈な印象をもった。何しろ、…

赤塚不二夫逝く

こんなにナンセンスで、キャラクターが生き生きしていた漫画はなかった。 人間としてもスケールが違うよね。セーラー服着てストリップしたり、ヤクザに追われて逃亡生活したり、再婚の仲人を前妻に務めさせたり。 【関連リンク】 公認サイト これでいいのだ…

シュガー社員が会社を溶かす

社会保険労務士の方が著したこういう本がどうも売れているらしい。 ■シュガー社員のタイプ■ ★タイプ 1「ヘリ親依存型」 過保護な親(ヘリコプター・ペアレンツ)がへばりつき、自分で判断できない★タイプ 2「俺リスペクト型」 とにかく自分が大切、大好きで…

鉄板病 おちまさと著

この本、面白そうだ。 おちまさとという人は、テリー伊藤の弟子だかなんだかTVプロデューサーらしいんだけど、さすが世の流れを解っている、というか。俺がここ2〜3年言いたくても表現し切れなかった“時代の空気”を見事に表現している。 と思う(読んでない…

河合隼雄さんが亡くなったなんて信じられない

この方だけは病気も笑い飛ばして永遠に生き続けそうだったのに。 79歳だと言う。 こういう歳のとり方をしたいなぁ。 日本のユング研究の第一人者にして、日本の古典物語をひもとかせたら第一級の解説が出来る、稀有な「軽み(かろみ)」も同時に持ち合わせて…

うつくしくやさしくおろかなり

ちょっと面白い本を紹介してもらった。 うつくしく、やさしく、おろかなり−私の惚れた「江戸」by杉浦日向子 この中に「色」に関する考察がある。 とても示唆に溢れているので淫妖引用しちゃうぜ。 江戸の色 江戸で「色」というと、色彩以外を指すことが多い…

プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか P.F.ドラッカー著

恥ずかしながら、この歳になって初めてドラッカーを一冊通して読んだ。 この本は「初めて読むドラッカー」とあるように、彼自身がこれまでの著作10点+論文1点から抜粋・加筆・修正した、大変お得かつ俯瞰的体系的把握にはうってつけの本である。 さすがにエッ…

ビーイング・デジタル - ビットの時代

もはや古典とも言われる95年*1の著。 作者ニコラス・ネグロポンテ氏は、ニコポンだのネグポンだのとgeekどもから愛着を持って呼ばれるWIREDの創刊者であり、MITメディアラボの上級所長である。 先のCNETの講演でも索かれていて、気になっていたんだ。半分義務…

「視聴率男」の発想術

キューブリックやゴダールが好きな8mm映画製作マニアが、如何にして“視聴率10割打者”と成りえたか。五味一男さんという方も、やっぱり壮絶でした。 目次にも印象的なコトバが並ぶ 「ヒットさせよう」などと思ったら逆にヒットは生まれない 日本でいちばん「…

MBAコースでは教えない「創刊男」の仕事術

exリクルートの「創刊男」くらたまなぶさんの仕事は、論理と情熱に溢れる男の生々しい葛藤の記録だった。コンシューマ系のマーケッターにとっては、必読の書だね。 ざっと見出しを眺めるだけでも、ワクワクする。 ちゃんとふつうに生活する 「マーケティング…

ひとつ上のアイディア。

よく「アイディアが湧かない」、だの「あの人はアイディアマンだ」というコンテクストで使われる「アイディア」。 アイディアという言葉をそんな「思いつき」のレベルで使うから誤解も拡がるんですよ、それはちょっと違いませんかね、と編者である眞木準氏は…

スティーブ・ジョブズ-偶像復活

これまた遅ればせながら、Mr.インクレディブルスティーブ・ジョブズの非公認ノンフィクションを読んだ。 大ヒット商品の熱狂。 生活の革命。 痺れるようなユーザ体験。 熱病に魘されているような夢見心地。。。 Apple〜Macintosh〜NeXT〜iMac〜iBook〜Pixar…

ウェブ進化論

遅ればせながら、『あちら側』の伝道師梅田望夫氏の話題の本を読んだ。 Web 2.0、ロングテール、アドセンス、SEO、ブログなど、Webの進化がもたらした諸現象を整理していて大変分かりやすい。読後に感じた清清しさは、彼の圧倒的オプティミズムと、変化に敏…

桜の花が咲く頃思い出すのは

世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし ちなみに、これも好き。

Stanislaw Lem

スタニスワフ・レム氏が死んだらしい。 ポーランドの作家。 ご存知、タルコフスキー監督の惑星ソラリスの原作『ソラリスの陽のもとに』を書いた作家である。哲学的なその内容は、SF好きの中でも特に人気の高い作品の一つであった。おおらかなブラッドベリや…

長新太さん逝く

ショックなのである。享年77歳。このお方には、150歳ぐらいまで長生きして欲しかった、いやマジで。 もう何年も前のハナシなのだけれど、息子達が図書館で借りてくる本、その中に長新太さんの絵本が混じっていた。ショーゲキの出会い、でしたね。以来グイグ…

虚妄の成果主義

サマリーはここに詳しい。 ちなみにこの本を薦めたご本人は、何処へ行っても「こんなに仕事をしない部長は初めて見た」と言わしめる猛者だった。ちゃんちゃん。

倉橋由美子逝く

倉橋由美子が亡くなった。 「パルタイ」や「スミヤキストQの冒険」といった、いかにもカフカ的文学作品然としている作品群よりは、「大人のための残酷童話」や「倉橋由美子の怪奇掌篇 」みたいな小品の中にチラリと覗く怖さやエロスが大好きだった。 合掌。

キャズムasin:4798101524

邦訳出版されたは最近(と言っても2002年)だが、実は、この本は古い。英語原書は90年代初頭の刊行。それ以来「キャズム理論」として、多くのMBAコースでマーケティングの基本として教えられているようだ。 ハイテク製品のテクノロジー・ライフサイクルの各段…

アンチユートピア小説

アンチユートピア小説と言えば、オーウェルの『1984』に止めを刺す。例の「Big Brother is watching you」というヤツである。 これと同様の文脈で、「2014年の悪夢」を描いたバカバカしいフラッシュムービーがwebに公開されている。その名を『EPIC』という(…

人生をプロジェクトマネジメントしよう!

大変だ。大学のクラスメイトが本を著してしまった。理系ビジネスマンが書いた「人生をプロジェクトマネジメントしよう!」である。 これがよく書けている。 これまでの人生を、目前の現実から逃避せずに、真面目に、煎じ詰めて解釈し、それを解りやすい言葉…

ファンタジーもしくはホラー

むかしむかし、ある街の街外れ、険しい山の麓に、とてもこころの貧しいお婆さんが住んでいました。 毎日毎日、街の若い者をつかまえては、以前は自分がどれぼど美しく街中の男たちに求愛されたか、言ってきかせていました。 あんまり毎日毎日同じような自慢…